英国では、低所得世帯などの冬のエネルギー負担を軽減する「Warm Home Discount Scheme」を2026–27年度も実施します。イングランドとウェールズの適格世帯は、電気料金から150ポンドの割引を受けます。

この記事は英国のうち主にイングランド・ウェールズの制度内容を扱います。日本在住者が利用できる制度ではなく、北アイルランドは対象外、スコットランドは判定ルールが一部異なります。

制度概要

実施機関

英国政府(Department for Energy Security and Net Zero)および参加エネルギー供給会社。

対象地域

イングランド、ウェールズ。制度自体はスコットランドにもありますが資格判定が異なります。北アイルランドはWarm Home Discountの対象外です。

対象者

2026–27年度のイングランド・ウェールズでは、2026年8月23日の基準日に、参加エネルギー会社の顧客であり、本人またはパートナーが対象の所得連動給付を受け、本人またはパートナーの氏名が電気料金口座に載っていることが中心条件です。

対象給付にはUniversal Credit、Housing Benefit、income-related ESA、Pension Creditなどが含まれます。

給付額・支援額

150ポンドの電気料金割引です。現金給付ではありません。円換算では約31,270円(約3.1万円)相当です。

申請方法

イングランド・ウェールズではデータ照合により多くの対象世帯が自動で割引を受けます。情報が一致しない場合などは政府から案内が届き、追加情報の確認を求められることがあります。

申請・実施時期

GOV.UKは2026年9月時点で「制度は閉じており、2026年10月に再開」と案内しています。対象判定の基準日はすでに2026年8月23日に設定済みです。

支給・利用時期

対象世帯の多くは冬季に割引され、供給会社は原則として制度年度末の2027年3月31日までに割引を適用します。

主な条件

  • 参加供給会社と契約していること
  • 基準日に対象の所得連動給付を受給していること
  • 受給者本人またはパートナーが電気料金口座名義に含まれること

注意点

「150ポンドが現金で振り込まれる」制度ではなく、電気料金口座への割引です。プリペイド式メーターの場合は、供給会社によってバウチャー等になることがあります。

この制度のポイント

  • 2026年10月に再開することが公式発表済み
  • 割引額は一律150ポンド
  • イングランド・ウェールズは多くが自動判定
  • 2026–27年度の基準日は2026年8月23日

よくある質問

Q:10月になってから新規申請すれば必ず対象ですか?

いいえ。イングランド・ウェールズでは基準日(2026年8月23日)の資格や口座名義などで判定されます。

Q:150ポンドは銀行口座に入りますか?

原則として電気料金から差し引かれます。現金給付ではありません。

Q:北アイルランドも対象ですか?

いいえ。Warm Home Discountは北アイルランドでは実施されておらず、別の支援制度があります。

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