
フランスでは、低所得世帯の住宅エネルギー費を支える「Chèque énergie(エネルギー小切手)」の2026年キャンペーンを実施しています。支援額は所得と世帯構成により48~277ユーロです。
この制度はフランス国内の適格世帯向けです。日本在住者が日本の光熱費に利用できる制度ではありません。
制度概要
実施機関
フランス政府・経済財務省系の公的制度で、Agence de services et de paiement(ASP)が配布を担います。
対象地域
フランス。
対象者
2026年は、世帯の2024年参照税所得(RFR)を消費単位(UC)で割った額が11,000ユーロ未満であることが基本条件です。電力契約の供給地点番号(PDL)と税務情報などを照合して自動判定されます。
給付額・支援額
2026年の支援額は48~277ユーロ。最大277ユーロは、世帯規模と所得区分によって決まる上限額です。
最大277ユーロは、2026年9月11日時点のレートで約49,579円(約5.0万円)です。
申請方法
自動判定された世帯には原則申請不要で送付されます。条件を満たしているのに届かなかった場合は、公式サイトの専用ポータルまたは郵送で申請できます。
申請期間
2026年4月1日~12月31日。自動送付対象者には4月以降順次送付されました。
支給・利用時期
自動判定分は2026年4月から送付。申請分は審査後に順次発行されます。電気、ガス、灯油、木材など住宅のエネルギー費に使用できます。
主な条件
- フランスの対象住宅に関する電力契約等があること
- 2024年のRFR/UCが11,000ユーロ未満
- 税務申告がされていること
- 1住居につき1枚が基本
注意点
2026年からの判定では電力の供給地点番号と税情報の照合が重要です。また、現在は住宅改修費用には原則利用できず、住宅エネルギー費の支払いが中心です。
この制度のポイント
- 2026年は最大277ユーロ
- 4.5百万世帯が自動送付対象として政府から案内
- 未着でも適格なら12月31日まで申請可能
- 電気だけでなくガス・灯油・木材などにも利用可能
よくある質問
Q:全世帯が277ユーロもらえますか?
いいえ。48~277ユーロの範囲で、所得と世帯構成によって額が決まります。
Q:自動送付されなかったら対象外ですか?
必ずしも対象外ではありません。条件を満たしている場合は2026年12月31日まで申請できます。
Q:住宅リフォームにも使えますか?
2026年の制度では、通常のChèque énergieは主としてエネルギー料金等に使う仕組みで、住宅改修費に使う従来の仕組みは制限されています。




