
デンマークでは、公的年金年齢に達した後も働き続ける人に「Seniorpræmie」という非課税の就労継続ボーナスがあります。2026年額は、年金年齢到達後1年目の対象者に56,327クローネ、2年目の対象者に33,517クローネです。
この制度はデンマークの公的年金年齢後に所定の就労要件を満たす対象者向けです。日本在住者向けではありません。56,327クローネは年金年齢後の最初の12か月で条件を満たした場合の一時金で、毎年同額が継続する制度ではありません。
日本円換算:正式額は2026年の1年目56,327クローネ、2年目33,517クローネです。2026年9月9日取得レート(1デンマーク・クローネ=23.8892円)では、それぞれ約134.6万円、約80.1万円相当です。 為替変動により円換算額は変わります。
制度概要
実施機関
デンマークのUdbetaling Danmark。公的ポータルborger.dkで制度・申請方法が案内されています。
対象地域
デンマークの制度。国外就労を含められる場合もありますが、EU/EEA等での就労にはデンマークでの完全納税義務など追加条件があります。
対象者
1954年1月1日以降生まれで、公的年金年齢到達後も働き、対象期間内に所定の有給労働時間を満たす人。
給付額・支援額
2026年は、年金年齢後の最初の12か月について56,327クローネ、13~24か月目について33,517クローネ。どちらも非課税の一時金です。
申請方法
通常の被用者は雇用主が所得登録簿へ報告した労働時間を基に自動判定され、要件を満たせば原則自動支給です。自営業者、自社の給与所得者、国外就労、未報告B所得などはborger.dkから申請が必要です。
申請期間
被用者の通常ケースでは申請募集期間はありません。自営業者等が申請する場合、最初の対象期間が終わる年金年齢到達から1年後以降に申請できます。
支給・利用時期
被用者の1回目は年金年齢到達から概ね14か月後、2回目は概ね26か月後が目安。法令上、対象期間終了後かつ要件確認後に支給されます。
主な条件
各対象12か月間に少なくとも1,560労働時間が必要で、平均週30時間に相当します。2026年は対象労働として算入するための平均時給基準も148.98クローネと案内されています。
注意点
1回目を受給していなくても、2年目だけ条件を満たせば2回目の33,517クローネを受けられる可能性があります。反対に、1年目の支給を受けたからといって2年目が自動的に確定するわけではありません。
予算上限・先着順
法定の就労時間等を満たすかで判定される制度で、先着順の募集ではありません。通常の被用者は登録された就労データを基に自動判定されます。
公的年金を受けながらでも就労時間を積める
Seniorpræmieの特徴は、公的年金そのものを受け取っていても、就労時間を積み上げてボーナス要件を満たせる点です。対象判定は「年金を受けているか」よりも、年金年齢後の対象期間にどれだけ働いたかが中心です。被用者は自動処理される一方、自営業者や国外就労者は申請が必要なので、働き方によって手続きが大きく違います。
この制度のポイント
- 2026年1年目の一時金は56,327クローネ
- 2年目は33,517クローネの別一時金
- 各12か月で1,560労働時間が基本要件
- 通常の被用者は要件を満たせば原則自動支給
- 自営業者・国外就労などは申請が必要
よくある質問
Q:公的年金を受け始めたらSeniorpræmieは受けられませんか?
公的年金を受けながらでも、対象期間の就労時間を積み上げることができます。
Q:1年目の56,327クローネと2年目の33,517クローネは同時に支払われますか?
別々の12か月期間に対する一時金です。1年目と2年目でそれぞれ就労要件を判定します。
Q:会社員も自分で申請が必要ですか?
通常の被用者は雇用主の報告データで自動判定され、原則申請不要です。ただし特殊な雇用・所得状況では本人手続きが必要になる場合があります。
公式情報
一次情報確認済み:制度実施主体・政府・公的機関の公式情報を優先しています。
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