フランスのCAFは、働いていても所得が低い人の収入を補完する「Prime d’activité」を継続実施しています。2026年4月1日には0.8%の定例改定に加えて制度調整が行われ、単身者の計算基礎となる定額部分は月638.28ユーロとなりました。

この制度はフランスに安定して居住し、就労・在留・所得等の条件を満たす人向けです。日本在住者向けではありません。638.28ユーロは「全員に支払われる月額」や「最大額」ではなく、単身世帯の計算に使う基準額です。実際の給付額は所得や世帯構成等で変わります。

日本円換算:2026年4月1日以降の単身者の定額基準は月638.28ユーロです。2026年9月8日に取得した換算レート(データ時点:9月6日、1ユーロ=181.119円)では約115,605円、約11.6万円相当です。実支給額そのものの円換算ではありません。

制度概要

実施機関

フランスのCaisse d’Allocations Familiales(CAF)。農業制度加入者はMSAが関係する場合があります。

対象地域

フランス本土およびDROM。CAFはPrime d’activitéについて、フランスを主たる居住地とし、原則として年間9か月超居住することなどを案内しています。

対象者

原則18歳以上で、給与所得者・自営業者など職業活動による収入があり、所得が一定範囲内の人。国籍・在留資格条件があります。学生・見習いも一定の就労所得条件を満たす場合などは対象になり得ます。

給付額・支援額

2026年4月1日以降の単身者の定額基準は638.28ユーロ。実際のPrime d’activitéは、世帯人数に応じた基準額、職業所得、個別ボーナス、世帯のその他所得、住宅関連の定額控除などを組み合わせて計算されます。基準額=実支給額ではありません。

申請方法

CAF公式サイトからオンライン申請できます。新規申請では銀行口座情報、直近の世帯収入資料などが必要となる場合があります。受給開始後も原則3か月ごとの資源申告が必要です。

申請期間

通年で申請可能な現行制度です。短期の公募期限はありません。

支給・利用時期

資格が続く間、月次で支給されます。2026年4月改定の影響は、各受給者の四半期申告サイクルに応じて7月・8月・9月から順次反映されるとCAFが説明しています。

主な条件

18歳以上、フランスでの安定居住、職業活動、所得・世帯状況、国籍または在留資格等。学生・見習いには通常の就労者と異なる最低就労所得要件があります。

注意点

638.28ユーロを「毎月もらえる」と表現するのは不正確です。CAF公式のbarèmeで示される定額基準であり、実給付は計算式で増減します。また、受給継続には四半期ごとの所得申告が重要です。

2026年の増額は人によって反映月が違う

CAFは2026年4月の制度変更について、四半期ごとに権利額を再計算する仕組みのため、全員の支給額が4月に一斉変更されるわけではないと説明しています。申告対象期間に4月が含まれるタイミングに応じ、増額効果は7月・8月・9月から順次表れます。9月時点で「まだ増えていない」という人は、自分の四半期申告期間を確認する必要があります。

この制度のポイント

  • 低所得の給与所得者・自営業者の収入を補完
  • 2026年4月に0.8%改定+制度調整
  • 単身者の定額基準は月638.28ユーロ
  • 実支給額は所得・世帯構成等で個別計算
  • 通年申請、受給中は原則3か月ごとに所得申告

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よくある質問

Q:月638.28ユーロが全員の支給額ですか?

いいえ。単身者の計算基礎となる定額部分です。実支給額は職業所得、世帯構成、その他所得、住宅関連要素などを使って算定されます。

Q:一度申請すれば所得申告は不要ですか?

いいえ。受給継続には原則として3か月ごとの資源申告が必要です。CAFは給与明細等の「montant net social」を確認して申告するよう案内しています。

Q:学生も対象になりますか?

一定条件で対象になり得ます。学生・見習いには通常、一定以上の就労所得が必要など追加条件があります。

公式情報

一次情報確認済み:制度実施主体・政府・公的機関の公式情報を優先しています。