
イタリアでは、経済的に困難な65歳以上の高齢者や3歳未満の子どもがいる世帯を対象に、電子決済カード「Carta Acquisti」を継続実施しています。カードには2か月ごと80ユーロが国からチャージされます。
この制度はイタリアの居住・所得・資産・在留資格などの要件を満たす人向けです。日本在住者が利用できる商品券ではありません。
制度概要
実施機関
イタリア政府の制度で、INPSが資格審査に関与し、Poste Italianeのカードを通じて支給されます。
対象地域
イタリア。
対象者
65歳以上の人、または3歳未満児(カード名義は親権者等)が主な対象です。さらに市民権・在留資格、住民登録、ISEE、年金・給付所得、保有資産・不動産・自動車など複数の条件があります。
給付額・支援額
2か月ごと80ユーロ(月換算40ユーロ)。2026年9月11日時点で80ユーロは約14,319円(約1.4万円)です。
1年間継続して条件を満たした場合の単純合計は480ユーロですが、制度は2か月ごとのチャージであり、この記事では年額を一括給付として扱いません。
申請方法
Poste Italianeの郵便局で所定申請書を提出します。郵便局からINPSに電子送信され、審査で認められた場合はカードを受け取ります。既にカードを保有し、引き続き条件を満たす人は新規申請不要で継続できる場合があります。
申請期間
2026年について公式ページでは特定の短期締切を設けず、要件を満たす人が申請する継続制度として案内されています。
支給・利用時期
2か月ごとに80ユーロがチャージされ、提携食料品店、薬局・パラファーマシー、郵便局での電気・ガス料金支払いなどに使えます。現金引き出しはできません。
主な条件
- 2026年ISEEが8,230.81ユーロ未満
- 65~69歳は年金等の基準額も8,230.81ユーロ未満が基本
- 70歳以上は年金等の基準額10,974.42ユーロ未満が基本
- 一定以上の預貯金、不動産、自動車、公共料金契約等を保有していないこと
注意点
65歳以上であれば自動的に対象になる制度ではありません。特にISEE、年金等所得、資産・不動産・自動車保有などの条件が細かく設定されています。
この制度のポイント
- 2か月ごと80ユーロをチャージ
- 65歳以上だけでなく3歳未満児の世帯も対象になり得る
- 食料品・薬局・電気・ガス料金に利用可能
- 2026年の所得・ISEE基準が公式更新済み
よくある質問
Q:65歳以上なら誰でも受け取れますか?
いいえ。所得・ISEE・資産・住民登録・在留資格など複数の条件があります。
Q:カードから現金を引き出せますか?
いいえ。現金引き出しには対応しておらず、対象店舗や料金支払いに使うカードです。
Q:毎月80ユーロですか?
いいえ。80ユーロは2か月ごとのチャージ額で、月換算では40ユーロです。




