フィリピンの社会保障機関SSSは2026年10月28日、生活費支援「UPLIFT Assistance」の対象となる低所得加入者への支給を10月30日から始めると発表しました。対象者は合計最大8,000ペソを受け取れます。ただし、SSSに加入し給与クレジットが1万ペソ以下というだけでは受給できません。

これはフィリピンの所定のSSS加入者向け支援です。日本在住者は原則対象外で、フィリピン国民全員が受給する給付金でもありません。


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制度概要

実施機関

フィリピン社会福祉開発省(DSWD)のUPLIFT支援。SSS(Social Security System)が対象加入者の判定・登録口座への支給を案内しています。

対象地域

フィリピン全国の資格を満たすSSS加入者(対象者は公的データにより特定)。

対象者

SSSのMonthly Salary Credit(MSC)が1万ペソ以下で、2025年または2026年にSSSへの保険料納付が少なくとも1回あり、フィリピン統計庁PSAの2024年地域別モニタリングデータ(CBMS)に含まれ、定められた期間内にSSSのDAEMで受取口座を登録している等の条件を満たす加入者です。MSCは社会保険計算上の給与クレジットで、実際の手取り月給と同義ではありません。

支給額・補助額

1回2,000ペソ×4回、未受給者の合計最大8,000ペソ(2026年10月28日参考換算で約2万円相当)。先行分4,000ペソを受け取った該当者には残り4,000ペソ(約1万円相当)。為替変動で円換算額は変わります。

申請期間・利用期間

SSS発表ではMSC1万ペソ以下の対象者への支給を2026年10月30日から開始予定。MSC2万ペソの資格保有者への第3・4回合計4,000ペソは11月6日支給予定。DAEM登録の具体的な締切日はこの発表に記載されていません。

申請方法

対象確認はMy.SSS内の公式通知で行い、登録済みのSSS Disbursement Account Enrollment Module(DAEM)の口座に直接入金されます。該当通知がない場合はSSSの公式窓口で確認してください。

主な条件

MSC額、所定年の保険料納付実績、2024年CBMSデータ収録、DAEMでの口座登録などの複数条件があります。「給与クレジット1万ペソ以下=自動支給」ではありません。

注意点

最大8,000ペソは4回分の合算額です。既に2回分を受給した人に、さらに8,000ペソが上乗せされるものではありません。受給可否の連絡はMy.SSSで確認し、非公式の口座登録リンクに注意してください。

受給総額は過去の受給状況で違う

同じ対象グループでも、これまでに4,000ペソを受け取っている人は残額が4,000ペソです。「最大8,000ペソ」の見出しは未受給の4回分に対する上限を指します。口座の入金記録と通知を照合してください。

従来のUPLIFT報道と何が新しいのか

UPLIFT自体は以前から実施されています。今回のニュース価値は、SSSが2026年10月28日にMSC1万ペソ以下の資格保有者への支給予定、対象判定に必要なCBMS・DAEM条件、11月6日の別グループの支給予定を明示した点です。

この記事のポイント

  • 低所得SSS加入者のうち、複数の追加資格を満たす人だけが対象
  • 最大8,000ペソは2,000ペソ×4回分の合計。受給済みの場合は残額のみ
  • MSC1万ペソ以下の対象者は10月30日から支給予定
  • CBMS登録とDAEM口座登録の有無をMy.SSSの公式通知で確認

よくある質問(FAQ)

Q:MSCが1万ペソ以下なら全員もらえますか?

A:いいえ。保険料納付実績、2024年CBMSデータへの収録、DAEM口座登録なども必要です。

Q:既に4,000ペソを受け取りました。追加で8,000ペソですか?

A:いいえ。SSSによると、その場合の残り支給は4,000ペソです。

Q:入金先はどこですか?

A:SSSのDAEMに登録した受取口座です。対象者にはMy.SSSの公式通知で案内されます。

Q:何月までに新規登録すれば必ず受け取れますか?

A:発表文にはDAEM登録の具体的な締切日がないため、期限や救済措置を推測して案内できません。SSSに直接確認してください。

公式情報