
千葉県市川市では、若者が結婚しやすい環境づくりと定住促進を目的に、賃貸住宅の住居費を支える「市川市新婚生活住まい応援補助金」を実施しています。2026年度は、新たに住宅を借りる「新規賃借」と、すでに借りている住宅で結婚後も暮らす「継続居住」の2パターンがあり、新規賃借の場合は最大29万円の支援となり得ます。
この制度は千葉県市川市の対象新婚世帯・パートナーシップ届出カップル限定です。最大29万円は「新規賃借」で、初期費用と12か月分の家賃等の上限を合算した場合の最大額です。全新婚世帯に一律29万円が支給される制度ではありません。
制度概要
実施機関
千葉県市川市
対象地域
千葉県市川市。対象住宅に夫婦・カップル双方が住民登録していることなどが要件です。
対象者
2026年1月1日から2027年3月31日までに婚姻届が受理された夫婦、または同期間にパートナーシップ届出書が受理されたカップルが対象候補です。婚姻日・届出日時点で双方とも39歳以下であること、最新の課税証明書で確認される所得合算額が600万円未満であることなど、複数の要件があります。
支給額・補助額
新規賃借:敷金・礼金・仲介手数料の実支出額に対して最大5万円+賃料・共益費の実支出額に対して月最大2万円を12か月。両方の上限を満たす場合は合計最大29万円です。
継続居住:賃料・共益費の実支出額に対して月最大2万円を12か月で、最大24万円です。勤務先から住宅手当等を受けている場合、その額を実支出額から差し引きます。
申請期間・利用期間
2026年度の申請期間は2026年6月12日から2027年3月31日まで。書面は必着、オンライン申請は2027年3月31日23時59分までです。ただし、市は予算額に達した時点で受付終了と明記しています。2026年9月10日時点で公式ページ上に受付終了の表示は確認できませんが、公開直前にも最新状況を確認してください。
申請方法
オンラインのLogoフォームまたは書面で申請できます。新規賃借では初期費用補助と家賃等補助をそれぞれ別に申請する必要があります。家賃等補助は実際に支払った分を申請し、市は原則として申請翌月の支払いを案内しています。
主な条件
- 婚姻日・届出日時点で双方39歳以下
- 夫婦・カップルの所得合算額600万円未満
- 対象住宅へ双方が住民登録
- 市県民税、固定資産税、都市計画税、延滞金の滞納がない
- 国や他自治体の同種補助金を受給していない
- 過去に本補助金を受給していない
- 双方が指定のライフデザイン支援講座またはプレコンセプションケア講座を受講
注意点
「年収600万円未満」ではなく、公式要件は課税証明書で確認する所得の合算額600万円未満です。収入・手取りと所得は同じではありません。また、貸与型奨学金を返済している場合、年間返済額を控除して所得要件を判定できる場合があります。
新規賃借と継続居住で補助内容が違う
検索時に最も誤解しやすいのが「最大29万円」という数字です。29万円は、新規賃借で初期費用5万円と家賃等24万円の双方を上限まで利用したケースです。すでに住んでいる賃貸住宅で結婚後も暮らす継続居住の場合、初期費用補助はなく、家賃・共益費の月2万円×12か月が中心となります。自分がどちらのパターンに該当するかを先に確認すると、必要書類や受給見込みを整理しやすくなります。
必要書類でつまずきやすいポイント
新規賃借の初期費用申請では、賃貸契約書、敷金・礼金・仲介手数料の支払証明、婚姻届受理証明書またはパートナーシップ届出受理証明書などが必要です。条件に応じて課税証明書、住宅手当の証明、貸与型奨学金の返済額資料、在留カード、講座受講を確認できる資料も求められます。市は源泉徴収票やマイナポータルの「わたしの情報」は所得証明として不可と案内しているため注意が必要です。
この記事のポイント
- 対象は市川市の要件を満たす新婚夫婦・パートナーシップ届出カップル
- 双方39歳以下、所得合算600万円未満などが条件
- 新規賃借は初期費用最大5万円+家賃等最大24万円で合計最大29万円
- 継続居住は家賃等が最大24万円
- 2027年3月31日までだが、予算到達で早期終了
よくある質問
Q:新婚なら誰でも29万円もらえますか?
いいえ。最大29万円は新規賃借パターンで、対象経費を上限まで実際に負担した場合の最大額です。年齢、所得、住民登録、契約時期、講座受講などの要件もあります。
Q:結婚前から住んでいる賃貸住宅でも対象ですか?
一定の条件を満たせば「継続居住」として家賃・共益費が対象になり得ます。ただし新規賃借の初期費用5万円は対象になりません。
Q:会社から住宅手当を受けていても申請できますか?
申請自体の可否は他の要件にもよりますが、住宅手当等は対象経費の実支出額から控除されます。実際に自己負担した額を基に補助額が計算されます。
Q:申請は1回だけですか?
新規賃借では初期費用と家賃等を別々に申し込みます。家賃等は実際の支払実績に応じて申請し、2回目以降も専用フォーム等から手続きします。




