DCF 1.0

新型コロナウイルスや物価高騰の影響で、副収入確保のための副業・兼業が注目されています。

そこで、経済産業省では「副業・兼業支援補助金」の公募を開始しました。

企業等が副業・兼業の人材を送り出す、または受け入れるために要する費用を補助します。

類型A 副業・兼業送り出し型

補助率
2分の1以内

上限額
1事業者あたり100万円

補助対象経費
①専門家経費
②研修費
③クラウドサービス利用費

補助対象要件
自社の従業員が他の企業等での就業等を行うことを認めるための環境整備を行うものであって、以下のいずれの要件も満たすものであること。

① 従業員の就業に関する社内ルール(就業規則等の社内ルールとして明文化されたものに限る。以下同じ。)の改定を伴うものであること
② 社内ルールの改定によって、従業員の副業・兼業を認める範囲が広がることが見込まれること
③ 改定後の社内ルールが、モデル就業規則(厚生労働省)第70条の規定に準じたもの、又は、同条の規定よりも広範に従業員の副業・兼業を認めるものになると見込まれること
④ 改定後の社内ルールについて、全ての従業員に周知することが見込まれること

類型B 副業・兼業受け入れ型

補助率
2分の1以内

上限額
副業・兼業の人材1人あたり50万円
1事業者あたり250万円(5人まで)

補助対象経費
①仲介サービス利用料
②専門家経費
③旅費
④クラウドサービス利用費

補助対象要件
他の企業等において雇用契約又は業務委託契約に基づき就業している個人と新たに雇用契約又は業務委託契約を締結した上で、同契約に基づき、当該個人が当該他の企業等での就業を継続している状態のまま、自社の業務に就業させるものであって、以下のいずれの要件も満たすものであること

① 自社の業務に就業させる期間が、少なくとも3か月以上であること
② 受け入れる人材が有するスキルや経験などを活用することが、受け入れ企業の経営課題の解決につながると見込まれること(ただし、自社の既存の業務に関する人員が不足しているという課題に対応するために、当該業務に関する人員として、副業・兼業人材を受け入れる場合を除く)

募集期間

2023年9月8日(金)~2023年9月29日(金)18時