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今年度大人気だった「時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)」を現在実施中の事業主も多いかと思います。

今回はこの助成金の実施の際に注意すべき点について解説します。

1.実施期間と支給申請について

この助成金の交付申請の受付は11月15日で締切りです。この交付決定がされないと、実施が不可能となります。

その上で次のような案内が、ホームページ上に掲載されています。

【重要なお知らせ】
Ⅰ.2019年度の受付を開始しました。なお、交付申請期限は2019年11月15日までです。
Ⅱ.時間外労働等改善助成金全体の交付申請件数の増加により、交付・不交付の決定までに時間を要しております。

(厚生労働省_時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)のHPより)

この助成金には、実施期間というものが存在します。

その期間は自由に設定できますが、その後に支給申請が待っています。イメージ的には実績報告のようなものです。実施したことがわかる書類や支払に伴う領収書等を一式揃えて労働局へ提出します。

その支給申請が次のいずれか早い日になります。
事業実施期間が終了した日から1ヵ月以内
2020年2月3日

2.交付決定の日付に注意!

「Ⅱ.時間外労働等改善助成金全体の交付申請件数の増加により、交付・不交付の決定までに時間を要しております。」

つまり11月15日までに提出した書類が、場合によっては年明けの2020年1月中旬に正式に交付決定し、1ヵ月もない期間で事業の実施と支給申請(実績報告)をしなければいけないということになります。

よって現在交付決定待ちの事業主は、できる限りの準備を交付決定までにしておくことをお勧めします。

3.いったん申請を取り下げるのもあり?

もし可能であれば、労働局に連絡して今年度の交付申請をいったん取り下げて、次年度の交付申請を再度提出してみるという方法も残されています。

まだ予算が確定していないので断言できませんが、この助成金は来年度も無くなることはないかと思われます。

これから検討の方も含めて、いまからゆっくり準備をして来年度に目指してみるのも一つの方法かと思います。

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