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厚生労働省の大人気助成金「働き方改革推進支援助成金(勤務間インターバル導入コース)」では、「対象となる取組」をする必要となります。

その取組の1つに「労務管理用・労働能率増進機器等(システム・ソフトウェアを含む)の導入(更新を含む)」があります。

今回はこの機器を導入する場合の注意点を解説します!

1.説明書の添付

交付申請時に機器等の詳細が明らかとなる客観的な資料(説明書、パンフレット等)を添付することが必要です。

2.機器導入前の課題を明らかにすること

交付申請時に提出する計画書に、少なくとも以下の点を明記しなければなりません。

(ア)機器等の導入前にどのような労務管理上ないし業務上の問題を抱えているか
(イ)機器等はどのような機能を有しているか
(ウ)機器等の「どの機能により」「どのような問題が」「どのように(どの程度)」改善される見込みなのか

3.各費用の項目は明確に記載すること

機器等の導入に要する費用について、機器等本体の価格の他、「操作指導料」「利用料」「データ移行・登録費用」等他の費用が含まれる場合、相見積もりを含めた見積書に、各費用項目の詳細と金額を明確に区分して記載する必要があります。

4.システム・ソフトウェアを導入する場合

「システム・ソフトウェア」の場合は、上記に加えて以下の点を計画書の中で明らかにする必要があります。

(ア)どの業務について
(イ)どのような具体的作業があり
(ウ)各具体的作業はシステム・ソフトウェアの導入以前にどれくらいの手間を要していて
(エ)システム・ソフトウェアの導入により手間がどの程度削減される見込みか

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