東京都ではさまざまな助成金が用意されています。
働き方改革宣言奨励金
働きやすい職場環境づくり推進奨励金
ボランティア休暇制度整備助成金
育児・介護からのジョブリターン制度整備奨励金
が代表的な助成金として挙げられますが、そのほとんどはスケジュールがとてもきついです。
今回は東京都の助成金の基本的なスケジュールについて解説します!
1.まずは事前エントリー
上記の助成金はすべて「事前エントリー」と呼ばれる抽選方式になっています。
まずはこの抽選に受からなければなりません。助成金によりますが、倍率はかなり高いです。
しかし、エントリー締切が毎月(だいたい10月まで)あり、最終月まで何度でもエントリーできるので、諦めずにチャレンジすることが大事です。
2.必要書類を提出しよう
この抽選で当選をすると、ひとまず実施可能な企業ということになります。
その上で実施に必要な書類をすべて揃えて、東京都へ提出します。これによって、正式に実施が可能になります。
この時のスケジュール感ですが、おおよそ次のような感じです。
(1)8月18日:エントリー
(2)8月24日:当落の発表→当選する
(3)9月5日:すべての書類を揃えて東京都へ提出
つまり、当選がわかってからすべての書類提出完了までわずか2~3週間程度しかないののです。
また、働き方改革宣言奨励金の場合は、当選から書類提出期限までは大体3週間ほど空きますが、その間に飯田橋まで研修を受けに行かなければなりません。
東京都心ならまだしも、多摩などの西東京にある企業にとっては大きな負担になり、書類の準備がさらにきつくなります。
3.事前に書類を準備しておこう
これらの助成金を目指すのであれば、当落に関係なく事前に書類を用意しておくしかありません。
このエントリーは何回でもできます。そのため、今月落選でも翌月には当選することもあり、用意した書類も必ずしも無駄になるとは言えません。
注意がいるのは「発行から3ヶ月以内」という条件がある書類です。具体的には、「履歴事項全部証明書」「印鑑登録証明書」「法人事業税・法人都民税の納税証明書」あたりが該当します。
連続して2~3ヶ月落選すると、これら書類をまた新たに用意することになりますが、どうしても受給を目指すなら面倒くさがらずに再取得しましょう。
取得先は次の通りです。
履歴事項全部証明書:法務局
印鑑登録証明書:法務局
法人事業税・法人都民税の納税証明書:都税事務所
できるだけ早期に取得しておくことをお勧めします。
また、書類作成やチェックなどは社会保険労務士などの専門家に頼むなどして、時間短縮を図るとよいでしょう。
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