「設備投資に関する助成金・補助金は中小企業庁で公募される。」
そんなイメージをお持ちの方も少なくないと思いますが、実は厚生労働省系の助成金にも設備投資に使えるものがあるのです。
すなわち、人材確保等支援助成金(設備改善等支援コース)と業務改善助成金です!
今回はこの設備投資系の2大助成金について詳しく解説します。
1.人材確保等支援助成金(設備改善等支援コース)
生産性向上に資する設備を導入することで、雇用管理改善(計画前と比較して2%以上賃金アップ等)と生産性向上(3年度前に比べて6%以上生産性アップ等)を実現した企業に対して助成されます。
具体的には、以下2つのタイプに分かれます。
(1)Aタイプ(1年間)
①対象
設備度入費用が175万円以上1000万円未満の中小企業
②助成額
賃金アップ上昇率2%以上:50万円支給
生産性及び賃金アップ上昇率6%以上:80万円支給
(2)Bタイプ(3年間)
①対象
5000万円未満の中小企業、5000万円以上の全企業
②助成額
1回目の賃金アップ率2%以上:50万円~100万円
2回目の生産性及び賃金アップ率4%以上:50万円~150万円
3回目の生産性及び賃金アップ率6%以上:80万円~200万円
※設備導入費用によって助成額が変わります。
2.業務改善助成金
POSレジシステム導入による在庫管理の短縮や従業員のスキルアップのための研修など、中小企業・小規模事業者の生産性向上することで、最低賃金の引上げを図るための制度です。
生産性向上のための設備投資やサービスの利用などを行うことで事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部が助成されます。
(1)対象
最低賃金が1000 円未満の中小企業・小規模事業者
(2)助成額
最低賃金30円以上引き上げ:50万円~100万円
3.まとめ
厚生労働省でも設備投資に使える助成金があることを知り、驚いた方もいらっしゃるかと思います。
今回の厚生労働省のもの以外にも、一見設備投資とは関係なさそうでも実は設備投資費用を助成してくれる助成金・補助金は数多くあります。
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