
カナダ・オンタリオ州のOntario Energy and Property Tax Credit(OEPTC)は、低~中所得の住民が負担するエネルギー費・固定資産税・対象家賃などを支援する非課税クレジットです。2026年分はOntario Trillium Benefitの一部として2026年7月から支給されています。
この制度はオンタリオ州の居住・税申告・住宅費等の条件を満たす人向けです。日本だけに居住する人は対象になりません。
制度概要
実施機関
Ontario Ministry of FinanceおよびCanada Revenue Agency(CRA)
対象地域
カナダ・オンタリオ州。原則として2025年12月31日に州内居住し、各支給月初日にも居住要件を満たす必要があります。
対象者
2025年に主たる住居の家賃・固定資産税を支払った人、保留地で住宅エネルギー費を負担した人、対象の公営・非営利長期介護施設の居住費を負担した人などです。年齢・配偶者・親であること等の基礎要件と、調整後世帯純所得に基づく審査があります。
給付額・支援額
2026年の上限は、非高齢者が年C$1,307、高齢者が年C$1,488です。エネルギー部分と固定資産税部分の合計で、実額は所得や住居費等で変わります。
2026年8月25日の欧州中央銀行参考レートから算出した1カナダドル約114.89円で換算すると、高齢者上限は約17万1,000円相当、非高齢者上限は約15万円相当です。為替で円換算額は変わります。
申請方法
2025年の所得税・給付申告と、該当するON-BEN(2026 Ontario Trillium Benefit等申請)を提出します。資格額はCRAが計算するため、申請者が自分で最終額を算出する必要はありません。
申請期間
通常の申告期限は2026年4月30日でしたが、オンタリオ州は期限後申告でも資格があれば受給できる一方、支払いが遅れると案内しています。未申告者は早めに税務上の手続を確認してください。
支給・利用時期
2025年申告が2026年6月19日までに査定された場合、2026年7月10日から原則毎月10日に支給されます。遅れて査定された場合、初回は査定後4~8週間で過去月分を含めて支給される予定です。年額C$500以下は通常、最初の月に一括支給されます。
主な条件
居住、年齢・家族状況、対象住宅費、調整後世帯純所得が審査対象です。学生寮居住者は別の計算上限が適用されることがあります。
注意点
C$1,488は高齢者の最大額で、一律ではありません。Ontario Trillium Benefitは複数クレジットの合算名称なので、この記事の金額はOEPTC部分だけを示しています。
この制度のポイント
- 高齢者は年最大C$1,488、非高齢者はC$1,307
- Ontario Trillium Benefitの一部として非課税で支給
- 通常は毎月10日、少額年額は一括支給
- 期限後申告でも資格があれば支給可能だが遅延
- 家賃・固定資産税・対象エネルギー費の実績が重要
よくある質問
Q:2026年4月30日を過ぎたら受給できませんか?
A:期限後申告でも資格があれば受給できますが、支払いは遅れます。早めにCRAの手続きを確認してください。
Q:年最大C$1,488は全員の金額ですか?
A:いいえ。高齢者の上限で、所得・住宅費・家族状況等により減額または対象外になります。
Q:Ontario Trillium Benefit全体の上限ですか?
A:いいえ。この記事はOEPTC部分の上限です。他のOntario Sales Tax CreditやNorthern Ontario Energy Creditは別計算です。
公式情報
Canada Revenue Agency「2026 OEPTC Q&A」
Ontario Trillium Benefit
欧州中央銀行・2026年8月25日参考為替レート




