
カナダ政府は、低・中所得の個人や世帯を対象に、食料品や日用品の負担を軽くする「Canada Groceries and Essentials Benefit(CGEB)」を支給しています。
この制度はカナダの税務上の居住者向けです。日本に居住しているだけの方が申請できる制度ではありません。
制度概要
従来のGST/HSTクレジットは2026年7月からCGEBへ改称され、給付水準も引き上げられました。2026年は7月3日に第1回が支給され、次回は10月5日の予定です。
実施機関
カナダ歳入庁(Canada Revenue Agency:CRA)
対象地域
カナダ国内
対象者
支給月の前月および支給月初日にカナダの税務上の居住者で、原則19歳以上の方が対象です。19歳未満でも、配偶者・コモンローパートナーがいる、または子どもと同居する親などは対象になり得ます。所得と家族構成により支給額が変わります。
給付額・支援額
政府公表例では、純所得2万5,000カナダドルの単身者は、2026-27給付年度に一時増額分を含め最大950カナダドルを受け取る例が示されています。
2026年8月24日時点の参考レート(1カナダドル=約115.22円)では、約10万9,500円相当です。これは年内の1回払いではなく、6月に支給済みの一時増額分と四半期給付を含む年間合計の例です。為替変動により円換算額は変わります。
申請方法
通常は毎年の所得税申告を行えばCRAが自動判定します。カナダへ新たに移住した方は、家族状況に応じて所定フォームによる申請が必要です。
申請期間
通常受給者向けの独立した締切はなく、毎年の税申告が前提です。未申告の場合は給付が始まらないため、該当年度の申告を早めに確認してください。
支給・利用時期
2026年のCGEB支給日は7月3日と10月5日です。1回あたり50カナダドル未満になる場合は、7月に年額を一括支給する扱いがあります。
主な条件
- カナダの税務上の居住者であること
- 年齢または家族状況の要件を満たすこと
- 本人と配偶者が必要な税申告を済ませていること
- 所得と家族構成により支給額が算定されること
注意点
タイトルの金額は政府が示す単身者の最大例で、全員の一律支給額ではありません。家族構成、純所得、州・準州の関連給付により実際の入金額は異なります。
この制度のポイント
- 2026年7月にGST/HSTクレジットから名称変更
- 通常は税申告だけで自動判定
- 年4回の四半期支給が基本
- 次回予定日は2026年10月5日
よくある質問
Q:日本在住者でも申請できますか?
原則できません。支給時点でカナダの税務上の居住者であることが必要です。
Q:別途申請書を出す必要がありますか?
通常は不要ですが、毎年の税申告が必要です。新規移住者は専用フォームが必要になる場合があります。
Q:950カナダドルが一度に振り込まれますか?
いいえ。政府公表例の年間合計であり、6月の一時増額分と複数回の定期給付を含みます。




