フランスでは、大学食堂や低価格の提携食堂から遠い「学生食堂空白地域」で学ぶ対象学生に、食費専用カードへ支援額を付与する制度があります。奨学生や海外領土の学生は支援額が上乗せされます。

この制度はフランスの対象高等教育機関に在籍する学生向けです。日本在住者が日本国内で利用できる制度ではありません。

制度概要

制度名

Aide à la restauration étudiante(学生食費支援)

実施機関

フランス高等教育・研究省

対象地域

フランス国内の学生食堂空白地域

対象者

対象の高等教育機関に在籍し、大学食堂または低価格の提携食堂から遠い地域で学ぶ学生です。対象者は在籍機関が特定します。

支給額・補助額

月額は一般学生20ユーロ、奨学生40ユーロです。海外領土では月10ユーロが上乗せされ、最大月50ユーロとなります。対象期間が9月から6月の10か月なら、最大年500ユーロです。

2026年8月24日のECB参考レート(1ユーロ185.60円)では、年500ユーロは約9万3,000円相当です。為替変動により円換算額は変わります。

申請期間・利用期間

公式案内では支援対象期間は9月から翌年6月までです。2026年8月25日付の報道は、従来の月次入金から「9~1月分」「2~6月分」の年2回入金へ変更する省令が出たと伝えています。一方、公式学生ポータルは確認時点で月次入金の説明を残しているため、実際の入金時期は在籍機関の最新案内を確認してください。

申請方法

学生本人による通常の申請は不要です。在籍機関が対象者を特定し、利用可能な支援カードの案内を行います。

主な条件

カードは食料品店や飲食店など対象店舗で利用でき、1日の利用上限は20ユーロです。公式案内では未使用残高は6月30日まで繰り越され、7月1日にリセットされます。

注意点

対象地域かどうか、入金時期、対象店舗は在籍機関の案内が優先されます。年最大500ユーロは、海外領土の奨学生が10か月すべて対象となる場合の計算です。

この記事のポイント

  • 一般学生は月20ユーロ、奨学生は月40ユーロです。
  • 海外領土では月10ユーロが加算されます。
  • 通常は学校側が対象者を特定するため、学生本人の申請は不要です。
  • 2026年度の入金回数は公式ポータルと最新報道に差があるため、学校の案内確認が必要です。

よくある質問

Q:フランスの学生なら全員対象ですか?

A:いいえ。大学食堂や提携食堂から遠い対象地域の高等教育機関に在籍する学生に限られます。

Q:自分で申請する必要はありますか?

A:公式案内では原則不要で、在籍機関が対象者を特定します。

Q:年500ユーロは全員に付与されますか?

A:いいえ。月50ユーロとなる海外領土の奨学生が10か月すべて対象となる場合の最大計算です。

公式情報

フランス政府学生ポータル:Aide à la restauration étudiante

元記事:https://www.lagazettedescommunes.com/juridique/textes-officiels/les-conditions-de-versement-de-laide-financiere-aux-etudiants-pour-leurs-repas-sont-modifiees.VD4CPMTV6RDBZP23LI7IMLANY4.html

制度の内容は変更される場合があります。申請・購入前に、必ず実施機関の最新情報をご確認ください。