デンマークでは、物価上昇への対策として、対象者へ非課税の食料一時金(Fødevarecheck)が2026年5月・6月に原則自動支給されました。対象なのに受け取っていない方は、2026年9月30日まで申請できます。

この制度はデンマークの対象世帯・受給者向けです。日本在住者が日本の制度として申請できるものではありません。

制度概要

制度名

Fødevarecheck(食料一時金)

実施機関

デンマーク政府、ATP、Udbetaling Danmark

対象地域

デンマーク

対象者

2025年11月に対象の公的扶助・年金・教育支援を受給していた方、または2026年4月分の児童・若者給付を受給し所得基準を満たす世帯などです。国民年金受給者は2025年12月31日時点の個人流動資産が35万クローネ以下であることが条件です。

支給額・補助額

  • 児童・若者給付を全額受給する対象世帯:5,000クローネ
  • 児童・若者給付を分割受給する対象者:2,500クローネ
  • 対象の公的扶助受給者・国民年金受給者:2,500クローネ
  • 対象学生・実習生:1,000クローネ

2026年8月24日のECB参考レート(1クローネ約24.83円)では、最大5,000クローネは約12万4,000円相当、2,500クローネは約6万2,000円相当です。為替変動で円換算額は変わります。

申請期間・利用期間

原則の自動支給は2026年5月4日~6日または6月11日~12日に行われました。対象なのに未受領の方や一部の要申請者は、2026年7月1日から9月30日まで申請できます。

申請方法

対象グループごとの公式セルフサービスから申請し、資格を示す資料を提出します。デジタル手続きが難しい方向けの紙申請書も用意されています。

主な条件

子育て世帯は所得基準、年金受給者は資産基準、公的扶助・学生等は対象月の受給実績など、グループ別の条件があります。複数グループに該当しても、原則として最も高い額までの差額調整です。

注意点

高収入かどうかだけで一律に判定される制度ではありません。対象区分ごとに基準が異なり、特に年金受給者は個人の流動資産基準で判定されます。

この記事のポイント

  • 支給額は対象区分により1,000~5,000クローネです。
  • 原則自動支給済みですが、未受領者は9月30日まで申請できます。
  • 国民年金受給者には35万クローネ以下の流動資産要件があります。
  • 給付は非課税で、2026年中の公的給付計算には影響しないと案内されています。

よくある質問

Q:年金受給者なら所得が高くても対象になりますか?

A:所得だけでなく、2025年11月の国民年金受給と2025年末時点の個人流動資産35万クローネ以下という条件で判定されます。

Q:すでに自動支給の時期を過ぎていますが申請できますか?

A:対象なのに受け取っていない場合、公式セルフサービスから2026年9月30日まで申請できます。

Q:複数の対象区分に該当すると合算されますか?

A:単純合算ではなく、最も高い支給額まで差額が調整される仕組みです。

公式情報

デンマーク公式ポータル:Fødevarecheck

元記事:https://www.gegen-hartz.de/news/rentner-69-hat-einkommen-von-120-000-euro-trotzdem-bekommt-er-einen-lebensmittelzuschuss

制度の内容は変更される場合があります。申請・購入前に、必ず実施機関の最新情報をご確認ください。