物価高騰の影響を受け、特にシニア世代の経済的負担が大きくなってきています。
そこで各自治体ではシニア世代が安心して生活できるよう、スマホ・自動車・エアコンなどの購入費用に対して、さまざまな補助金を設けています。
今回はシニアの生活を豊かにする補助金の最新情報をご紹介します!
高齢者にやさしい住まいエアコン設置事業(福島県喜多方市)
(1)目的
近年の猛暑により熱中症で高齢者が搬送されるケースが発生していることから、高齢者への熱中症対策の一つとして、エアコンのない高齢者のみ世帯への設置を促進することを目的に、費用の一部を助成します。
(2)対象者
対象世帯
市内に住所を有し、現に居住する高齢者のみの世帯とし、次に定める要件を全て満たしている世帯とします。
1 65歳以上のみの住民税非課税世帯に属していること。
2 自宅内にエアコンがないこと。
3 世帯員全員に市税、介護保険料に滞納がないこと。
助成対象
エアコン(ルームエアコン、窓用エアコン、冷房専用エアコン、冷風機)の購入、設置に係る費用
※詳しくはお問い合わせください。
(3)支援内容
助成金の額
エアコンの本体、設置費用の4分の3に相当する額(上限5万円 1円未満切捨)
(4)申請時期
申請期限:令和6年9月末まで
※今年度の助成は15世帯までを予定しています。
予定数を超えた場合は期間内でも受付できないことがありますので、ご了承ください。
※購入する前の申請が必要です
高齢者補聴器購入費助成金(静岡県伊豆の国市)
(1)目的
加齢による聴力低下により、日常生活に支障はありませんか?ご友人やご家族とのコミュニケーションに困っていませんか?
伊豆の国市は、高齢者の生活支援及び社会参加の促進を図るため、加齢による聴力機能の低下がある高齢者が補聴器を購入することに対し、予算の範囲内において、助成(上限30,000円)します。
(2)対象者
対象者(以下の全ての要件を満たす方)
1.市内に住所を有する65歳以上の方
2.両耳の聴力レベルが40デシベル以上で、医師から補聴器の使用が必要であると証明を受けた方
3.市税を滞納していない方
4.障害者総合支援法、労災法等に基づく補聴器購入費等の助成を受けられない人
5.令和6年4月1日以降に補聴器を購入した方
(3)支援内容
助成額(1回限り)
補聴器及びその付属品の購入費の2分の1以内とし、上限30,000円(100円未満切り捨て)
修理代、診察料、文書料は助成対象外です。集音器等、補聴器ではない物は助成対象外です。
(4)申請時期
申請期限
補聴器を購入後、以下のいずれか早い日までに申請してください、
1.購入した日から90日以内
2.購入した日の年度末(3月31日)
寄居町自転車用ヘルメット購入費補助金(埼玉県寄居町)
(1)目的
令和5年4月15日から、道路交通法の改正により、自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務となりました。自転車乗車時の死亡事故の内、ヘルメット未着用が約6割を占めており、自転車乗車時の死亡重傷事故は、高齢者の年齢層で最も多く発生しています。
そこで、町では65歳以上の高齢者を対象としたヘルメット購入費の一部を補助します。
(2)対象者
補助の対象者
次の要件のいずれにも該当する方
1. 町内在住で、申請日時点で65歳以上の方
2. この補助金の交付を受けたことがない方
3. ヘルメットの購入者であり使用者の方
補助の対象になるヘルメット
次の要件のいずれも満たすヘルメットが対象となります。
1. 令和6年4月1日以降に購入したもの
2. 新品のもの
3. ヘルメット使用者1人につき1個
4. 安全基準の認証がある自転車用ヘルメット
・SGマーク(一般財団法人製品安全協会)
・JCFマーク(公益財団法人日本自転車競技連盟)等
※以下のマークのいずれかひとつが付いたヘルメットであれば補助対象です。
※フリマサイトやオークションでの購入は対象外です。
(3)支援内容
補助対象費用
購入費の1/2(上限額:2,000円)
★補助金は、地域通貨Yori-Ca(ヨリカ)ポイントで交付します。
(使用期限は令和7年3月31日(月曜日)までです。)
※送料,保証料等に係る費用等を除く
※100円未満の端数は、その端数を切り捨てた金額
(4)申請時期
令和7年3月31日まで
迷惑電話防止機能付電話機器購入費助成事業(神奈川県湯河原町)
(1)目的
町では、町内における高齢者の特殊詐欺詐欺被害を未然に防止するため、町内在住の70歳以上の方を対象に、迷惑電話防止機能が付いた電話機器の購入費の一部を補助します。
(2)対象者
補助対象者
1.町内在住(住民基本台帳に登録されている)の70歳以上の方で、住所地で電話機器を設置し利用する者
※購入日時点で70歳以上の方が対象
2.本人又は本人と同一世帯に属する者(以下、「同居人」という。)が、この補助金の交付を受けていないこと。
3.本人及び同居人が町税等の滞納をしていないこと。
4.本人及び同居人が暴力団員でないこと。
5.電話機器を専ら生活の用途として購入する者
6.電話機器により録音された音声その他の情報を、特殊詐欺事件の捜査又は特殊詐欺被害防止のために警察に提供することに同意する者
(3)支援内容
迷惑電話防止機能付電話機器とは
電話機の呼び出し音が鳴る前に、当該電話機の電話番号に架電した者に対し、自動で通話内容を録音する旨の警告メッセージを流した後、通話内容を録音する機能が付いた固定電話機または固定電話に取り付ける機器。(以下、「電話機器」という。)
補助対象経費
電話機器の購入費(税込)
※1世帯につき1台限り。
※令和6年4月1日以降に購入した電話機器が対象です。
※携帯電話・スマートフォンは補助対象外。
〈交付対象外経費〉
・電話機器の修理または点検等に係る経費
・電話機器の消耗品の交換等に係る経費
・電力の受給その他電話機器の機能を維持するための経費
・電話機器の設置に係る経費
・電話機器の配送に係る経費
補助金の額
購入費(税込)の3分の2(百円未満切り捨て)【上限 6,000円】
※購入時に、店舗やクレジットカード会社等で付与されるポイントを使用した場合は、補助対象額から除きます。
(4)申請時期
予算がなくなり次第終了
養父市高齢者スマートフォン購入支援事業(兵庫県養父市)
(1)目的
より多くの方が市のデジタルサービスを利用できるよう、スマートフォンを購入された65歳以上の方へ、最大1万円分のやっぷるポイントを交付します。
(2)対象者
補助対象者
1.令和6年度中に65歳を迎える方(昭和34年4月2日~昭和35年4月1日)
2.65歳以上
補助要件
以下のすべてに該当する場合
・マイナンバーカード読み取り機能がある新品のスマートフォンであること
・養父市共通認証に登録していること
・非営利かつ自ら使用する目的で購入していること
・但馬地域内の店舗で購入していること
・令和6年5月15日から令和7年2月28日までに購入していること
(3)支援内容
支援内容(やっぷるポイント)
スマートフォン本体購入費の2分の1かつ上限1万円までのやっぷるポイント
【注意】やっぷるポイントの使用期限は令和7年3月20日まで
(4)申請時期
申請期間
令和6年6月17日(月曜日)から令和7年3月14日(金曜日)まで
田村市高齢者健康長寿サポート事業(福島県田村市)
(1)目的
高齢者の健康増進及び外出機会の増加による社会参加を促進することを目的に、市内の日帰り入浴施設や運動施設の利用料金、タクシー運賃等の支払いに使用することができる「高齢者健康長寿サポート事業利用券」を申請により交付します。
(2)対象者
対象者
・市内に住所を有する70歳以上の方
・令和6年度内に70歳となる昭和30年4月1日までに生まれた方が対象になります。
※70歳の誕生日前でも申請することができます。
(3)支援内容
交付内容(申請時期によって交付枚数が異なります)
①9月までに申請した場合:5,000円分(200円×10枚、300円×10枚)
②10月から翌年3月までに申請した場合:2,500円分(200円×5枚、300円×5枚)
(4)申請時期
申請期間
5月13日(月曜日)から令和7年3月31日(月曜日)
上野原市介助用自動車購入等助成制度(山梨県上野原市)
(1)目的
この制度は、車いす等を使用する在宅の重度障害者、寝たきり老人等が移動に際し、必要とする自動車をリフト付き等に改造する経費又はすでに改造された自動車を新規に購入する経費を助成することにより、介助者の負担の軽減を図ることを目的としています。
(2)対象者
助成対象者
市内に住所を有し、次のいずれかに該当する方。
1.以下のA・Bの両方の要件を満たす方
A)下肢機能障害または体幹機能障害により車いす等を使用する在宅者
B)身体障害者手帳の総合等級が1級または2級
2.「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」に規定するランクB又はランクCに該当する65歳以上の方であって移動に際し車いす等を使用している在宅の方
3.1,2に掲げる方の介助者であって、当該障害者又は高齢者と生計を一にする方
※上記のいずれも所得制限があります。
※介助者について一部条件があります。
(3)支援内容
助成金の額等
・所有する自動車を改造する経費
・既に改造された自動車を購入する経費で、改造のない同型車両購入費との差額部分
※基準額60万円と助成対象経費の少ない方の額に3分の2を乗じて得た額を助成します。助成金の限度額は40万円です。
※一定期間の工期(納期)がかかり、また完成検査等の手続きも必要な補助制度であることから、交付申請は、原則として12月末までのもののみ受け付けます。
ただし、山梨県及び上野原市の予算範囲内で交付するものであることから、予算がなくなり次第、当該年度の受付は終了となります。
(4)申請時期
募集期間
予算がなくなり次第終了します。
後付け踏み間違い防止装置整備費補助金(茨城県石岡市)
(1)目的
高齢者の交通事故防止を図るため、現在乗っている自家用車に後付けで「踏み間違い防止装置」を整備する場合に補助金を交付します。
(2)対象者
補助金が受けられる方
以下の条件にすべて当てはまる方が対象となります。
・満70歳以上の石岡市民であること
・自動車運転免許証を保有していること
・整備する自動車の車検証に記されている使用者が、本人または同一住所の家族であること
※営利用の車両への整備については対象外です。
(3)支援内容
補助金の対象となる整備費・補助金の額
踏み間違い防止装置の本体及びその取付けに要する費用の1/2を補助
※100円未満切り捨て(国のサポカー補助金など、他の補助金が交付されている費用は除く。)
補助上限額
・障害物検知機能付き:25,000円
・障害物検知機能なし:15,000円
(4)申請時期
募集期間
予算がなくなり次第終了します。
備前市高齢者シニアカー購入費助成金(岡山県備前市)
(1)目的
備前市では、高齢者が外出する際の利便を図り社会参加を支援するため、シニアカーの購入に要する費用の一部を補助します。
(2)対象者
対象要件
次のすべての条件を満たしている人を、助成金の対象とします。
・市内の65歳以上の人
・住民税非課税世帯の人(世帯員全員が住民税非課税)
・介護保険制度に基づくシニアカーの貸与を受けることが出来ない人
・過去にこの助成金を受けていない人
対象となるシニアカー
日本工業規格(JIS)T9208に該当するハンドル型電動車いす
(3)支援内容
助成金額
シニアカー購入にかかる費用に対し、5分の1の額(100円未満切捨)以内を助成します。
補助の上限額は50,000円です。
・助成を受けれるのは一人1回限りです。(5万円に満たない場合でも残額の再申請は不可)
・未使用のシニアカー本体を購入した場合に限ります。(修理代等は対象になりません。)
(4)申請時期
募集期間
予算がなくなり次第終了します。
白浜町家具転倒防止器具取付事業(和歌山県白浜町)
(1)目的
家具の転倒による被害を最小限に抑えるために、高齢者や障がい者等の世帯を対象に、家具等の固定金具の取付事業を実施しています。
(2)対象者
補助対象者
町内に住所を有する方で、次のいずれかに該当する方のみで構成され、以前に当該事業を受けていない世帯
・満65歳以上の方
・要介護認定を受けている方
・身体障害者手帳の交付を受けている方
・療育手帳の交付を受けている方
・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方
(3)支援内容
補助対象物
タンス、食器棚、本棚等1世帯3台までで電化製品は対象外です。
費用
無料、ただし町が支給するL字金具以外の固定器具は自己負担です。
※訪問調査により実施できない場合があります。
※固定器具取付後の家具の移動は、各自でお願いします。
(4)申請時期
予算がなくなり次第終了