キャリアアップ助成金の中でも特に人気の「正社員化コース」!
対象の非正規労働者を正社員に転換した場合、原則57万円が支給されます。
ただし、転換した後対象労働者の賃金をアップさせる必要があります。
どの程度賃金を引き上げる必要があるのでしょうか?
1.賃金アップ要件の変更
現行の「賞与を含む5%以上アップでも可」から、新要件は「賞与を含まない3%以上アップ」のみに変わります。
詳しくは以下の要件となります。
正規雇用等へ転換等した際、転換等前の6か月と転換等後の6か月の賃金を比較して3%以上増額していること
基本給および定額で支給されている諸手当を含む賃金の総額であり、賞与は含めないこと
2.新要件の対象となる正社員転換
令和3年4月1日以降の正社員転換が新要件の対象になります。
そのため、3月31日までに正社員転換すれば、現行の「賞与を含む5%以上アップ」でも支給対象になります。
ならば急いで正社員転換しようとしても、有期雇用として6か月以上を過ごしていなければいけませんので、注意が必要です。
それ以外にも、以下のケースはいずれも「正社員待遇が満たされていない」として不支給となることがあります
賃金規程等で、12月に賞与を支給するとなっているにもかかわらず、何らかの理由で賞与を支給しない場合
昇給が1月1日となっているにもかかわらず、適正に昇給させない場合
よって、きちんと要件を確認した方がよいでしょう。
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