新型コロナの影響による解雇や失業が相次ぎ、がん等の難病を抱えている労働者の雇用や就業が危ぶまれています。
そこで東京都では、難病・がん患者の安定的な雇用や就業に取組む企業を応援し、東京都難病・がん患者就業支援奨励金を支給します。
以下主な要件となります。
1.申請期限
対象となる労働者を雇入れた日(又は職場復帰させた日)の翌日から起算して2か月以内に、支援計画書を提出します。
2.採用奨励金
難病やがん患者を、治療と仕事の両立に配慮して、新たに雇入れ、継続就業に必要な支援を行う事業主に奨励金を支給します。
(1)主な要件
1.難病・がん患者を週所定労働時間10時間以上の労働者(就労継続支援A型事業利用者として雇用される者は除く。)として新たに雇入れること。
2.雇入れ時に労働者と話し合いを行い、治療と仕事の両立に向けて、就業時に必要な配慮事項を定めた支援計画を策定し、計画に基づき合理的な範囲内で必要な配慮を行い、6か月以上雇用を継続すること。
3.雇入れた労働者が東京都内の事務所に勤務していること。
(2)支給金額
1.雇入れ時の週所定労働時間20時間以上:60万円/人
2.雇入れ時の週所定労働時間10時間以上20時間未満:40万円/人
3.雇用継続助成金
難病やがんの発症等により休職した労働者を、治療と仕事の両立に配慮して復職させ、継続就業に必要な支援を行う中小企業事業主に助成金を支給します。さらに、復職時に治療と仕事の両立に配慮した勤務・休暇制度などを新たに導入する場合、助成金を加算します。
(1)主な要件
1.週所定労働時間20時間以上で継続的に雇用されている労働者(就労継続支援A型事業利用者として雇用されている者は除く。)が、発症等により連続して2週間以上休職した後、労働者の復職時に話し合いを行い、治療と仕事の両立に向けて、就業時に必要な配慮事項を定めた支援計画を策定し、計画に基づき合理的な範囲内で必要な配慮を行い、6か月以上雇用を継続すること。
2.復職した労働者が東京都内の事務所に勤務していること。
(2)支給金額
1.復職時の週所定労働時間20時間以上:60万円/人
2.復職時の週所定労働時間10時間以上20時間未満:40万円/人
4.制度導入加算
上記の「採用奨励金」又は「雇用継続助成金」の申請に併せて、対象となる労働者の雇入れ時又は復職時に、治療と仕事の両立に配慮した勤務休暇制度などを新たに導入した場合、助成金を加算します。
(1)主な支給要件
上記の「採用奨励金」又は「雇用継続助成金」の申請に併せて、対象となる労働者の雇入れ時又は復職時に、治療と仕事の両立に配慮した勤務休暇制度などを導入した場合。
(2)支給金額
1制度導入につき10万円、最大30万円まで加算
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