新型コロナの影響により、解雇者数が増加し、就職も難しくなっています。
特にいわゆる「就職氷河期世代」の就職はさらに難しくなっています。
そこで東京都では就職氷河期世代雇用安定化支援助成金を設け、就職氷河期世代の継続雇用に対して助成金を交付しています。
主な要件は以下となります。
対象となる事業主
以下のすべてに該当する中小企業等であること。
・国の特定求職者雇用開発助成金(就職氷河期世代安定雇用実現コース(安定雇用実現コースを含む))の支給決定を受けた中小企業等
・都が令和2年度以降に実施する就職氷河期世代を対象とした就職支援事業を利用し、正社員を雇用した中小企業等
対象となる労働者
以下のすべてに該当する労働者であること。
●特定求職者雇用開発助成金の支給対象となった労働者であること。
●平成31年4月1日以降に都内事務所(※)において正社員として雇用されている労働者であること。
●3か月間の支援期間終了日において、支援期間の末日において都内で継続して勤務していること。
●支援期間の末日において有期雇用労働者(期間の定めのある労働者をいう)でないこと。
支援事業の実施
申請事業主は、支給対象労働者に対して、支援期間(3か月間)のうちに以下の支援事業を行うこと。
①指導育成計画(3年間)の策定
②指導育成者(メンター)の選任及びメンターによる3回以上・3日以上の指導
③指導育成計画に基づく研修の実施
助成額
対象労働者数に応じ、下記に定める金額を事業主に支給します。
1人:30万円
2人:60万円
3人以上:90万円
※1年度につき1事業所3回を限度とします。
※交付上限額は1年度につき1事業所90万円です。
交付申請受付期間
第1回
5月24日(月)~6月30日(水)
第2回
7月9日(金)~7月30日(金)
第3回
8月6日(金)~8月31日(火)
第4回
9月10日(金)~9月30日(木)
第5回
10月8日(金)~11月8日(月)
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