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厚生労働省の助成金を受給すした場合、たまに労働局からの調査が来ます。

役所関係の人たちが来るというのはあまり気持ちの良いものではないでしょう。しかし、きちんと対応できれば全然緊張する必要はありません。

今回は調査の具体的内容と調査が来た場合の対応方法について、解説していきます!

1.連絡が来るのはいつ?

まず電話で予定日の調整連絡があります。そして日にちを確定させた後、書面の通知が来ます。

だいたい労働局が予定している日の1週間くらい前に連絡が来るケースがほとんどです。

もちろん都合が悪い日は遠慮なく伝えて大丈夫です。

ただし調査に応じなければ、正当な理由がない限り助成金を返還しなければなりません。
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2.嘘をついていなければ気にする必要なし

主な調査事項は、支給申請時に労働局に提出した書類についての確認です。

その書類に虚偽の内容がなければ、何も気にする必要はありません。

もちろん残業代計算で端数処理を少し間違えたり、残業時間が数時間分記載漏れしたりなどのミスは是正を求められます。

しかし、いきなり助成金の返還を求められたり不正扱いされたりはしません。

それ以外にも「タイムカードが見にくいので出勤簿にありのままの時間を書き写して提出した」などは嘘ではありませんので、気にしなくて大丈夫です。

3.調査はどんな基準で選ばれる?

提出書類に疑義が生じた場合を除けば、基本的に無作為で選ばれています。

本来は助成金の支給申請をした全事業所を対象として調査するべきところなのです。

しかしその数が多いため、ランダムで選んでいるのです。

もちろんこの調査の当日は申請代行をお願いした社会保険労務士に同席してもらうことも可能です。

顧問の先生でしたら大抵は無料になります。また、スポット契約の場合は有料のケースが多いですが、不安を取り除くという意味では安心できるかと思います。

もちろん不正がなければ、社会保険労務士がいなくても心配はありません。

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