2019年5月より厚生労働省の大人気助成金時間外労働等改善助成金(テレワークコース)の募集が開始しました!
こちらは在宅又はサテライトオフィスにおいて就業するテレワークに取り組む中小企業事業主に対して、その実施に要した費用の一部を助成するものです。
主な要件は以下となります。
1.助成対象者
(1)テレワークを新規で導入する事業主またはテレワークを継続して活用する事業主であること
※試行的に導入している事業主も対象です
※過去に本助成金を受給した事業主は、対象労働者を2倍に増加してテレワークに取り組む場合に、2回まで受給が可能です
(2)時間外労働の制限その他の労働時間等の設定の改善を目的として、在宅又はサテライトオフィスにおいて、就業するテレワークの実施に積極的に取り組む意欲があり、かつ成果が期待できる事業主であること
2.助成対象となる取組
いずれか1つ以上実施する必要があります。
○テレワーク用通信機器の導入・運用(※)
○保守サポートの導入
○クラウドサービスの導入
○就業規則・労使協定等の作成・変更
○労務管理担当者や労働者に対する研修、周知・啓発
○外部専門家(社会保険労務士など)によるコンサルティング
※パソコン、タブレット、スマートフォンは支給対象となりません。
3.助成対象経費
謝金、旅費、借損料、会議費、雑役務費、印刷製本費、 備品費、機械装置等購入費、委託費
4.成果目標の設定
支給対象となる取組は、以下の「成果目標」の達成を目指す必要があります。
(1)評価期間に1回以上、対象労働者全員に、在宅又はサテライトオフィスにおいて就業するテレワークを実施させる。
(2)評価期間において、対象労働者が在宅又はサテライトオフィスにおいてテレワークを実施した日数の週間平均を、1日以上とする。
(3)年次有給休暇の取得促進について、労働者の年次有給休暇の年間平均取得日数を前年と比較して4日以上増加させる。または所定外労働の削減について、労働者の月間平均所定外労働時間数を前年と比較して5時間以上削減させる。
5.助成額
「1人当たりの上限額」×対象労働者数、または「1企業当たりの上限額」のいずれか低い方の額を支給します。
(1)成果目標の達成
助成率:3/4
1人当たり上限額:20万円
1企業当たりの上限額:150万円
(2)成果目標の未達成
助成率:1/2
1人当たりの上限額:10万円
1企業当たりの上限額:100万円
6.募集期間
令和元年12月2日(月)まで
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