新元号がついに発表されますね!令和とのことです!
本日からフレッシュな新卒社員たちが入社する企業様はたくさんいらっしゃると思います。
しかし近年は、入社してもすぐ辞めてしまう若者や就職活動に失敗して新卒入社ができない若者が増えています。
そこで、厚生労働省では、若者の雇用や育成に取り組み、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業を認定するユースエール認定制度を設けています。
今回はこのユースエール認定制度について、ご紹介します。
1.ユースエール認定制度に認定されるメリット
(1)ハローワーク等で重点的PRの実施
「わかものハローワーク」や「新卒応援ハローワーク」などで積極的にPRしてもらえるため、若者からの応募増が期待できます。
また、厚生労働省が運営する「若者雇用促進総合サイト」にも企業情報が掲載されます。
(2)認定企業限定の就職面接会等への参加
各都道府県労働局・ハローワークが開催する就職面接会などについて積極的に案内されます。
正社員就職を希望する若者などの求職者と接する機会が増え、より適した人材の採用を期待できます。
(3)自社の商品、広告などに認定マークの使用が可能
ユースエール認定マークを、商品、広告などに付けることができます。
認定マークを使用することによって、認定を受けた優良企業であるということを対外的にアピールすることができます。
(4)若者の採用・育成に関係する助成金を加算
若者の採用・育成を支援するため、認定企業が以下の助成金を申請する際、一定額が加算されます。
①キャリアアップ助成金
②人材開発支援助成金(旧キャリア形成促進助成金)
③トライアル雇用助成金
④特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)
(5)日本政策金融公庫による低利融資
株式会社日本政策金融公庫(中小企業事業・国民生活事業)において実施している「働き方改革推進支援資金(企業活力強化貸付)」を利用することができます。
(6)公共調達における加点評価
公共調達のうち、価格以外の要素を評価する調達(総合評価落札方式・企画競争方式)を行う場合、契約内容に応じて、ユースエール認定企業は加点評価されます。
2.ユースエール認定基準
(1)労働時間
直近事業年度において、
①正社員の所定外労働時間の月平均が20時間以下
且つ
②月平均の法定時間外労働60時間以上の正社員がゼロ
(2)新規学卒等採用者の離職率
直近3事業年度において、
正社員の新規学卒等採用者の離職率が20%以下
※ただし、採用者数が3人又は4人の場合は、離職者数が1人以下
(3)有給休暇
直近事業年度において、
①正社員の有給休暇の年平均取得率が70%以上
または
②年平均取得日数が10日以上
〇有給休暇に準ずる休暇日数は、職業安定局長が定めるもの(※)を含み、労働者1人当たり5日が上限。
※①企業の就業規則等に規定する、②有給である、③毎年全員に付与する、という3つの条件を全て満たす休暇
3.まとめ
将来有望な新卒社員たちが健全に成長できるよう、企業は環境を随時整えていく必要があります。
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