助成金・補助金に関する疑問、新しく出た助成金/補助金をわかりやすく解説致します!

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今回のテーマ
【よくある相談事例】うちの会社で取れそうな助成金はありますか?

1.うちで取れそうな助成金はあります?

先日専門家のKさんが次のような相談を受けました。

「先日Aさんより、Kさんをご紹介いただいたB社です。助成金のことでぜひ相談したいことがありますが、一度弊社に来ていただけますか?」
その数日後、KさんはB社を訪問。B社の担当者に、開口一番「うちで取れそうな助成金はあります?」と聞かれました。

意外とこのような相談は多いのです。
Kさんがそこで返答した内容は、「今日初めてお会いしましたので、正直わかりかねます。」と言うものでした。
それを聞いた担当者はがっかりしました。

Kさんはこういう相談を実に多くの方から受けており、上記のように答えるたびに、落胆の声を聞きます。「あんたプロじゃないの?」などと言われたことさえあるそうです。
そういう方々のお気持ちは重々理解できますが、Kさんにはそう答えるしかない理由があったのです。

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2.御社の状況を知った上でお答えします!

もし上記のシチュエーションで、「あ、大丈夫ですよ。○○助成金と△△助成金ならいけると思いますよ。」というような感じで返事があったとします。この返答は、専門家から見ますと、非常に危険です。なぜなら、その会社の状況を全く見ないで答えているからです。

例えば、メジャーなところで、キャリアアップ助成金の正社員転換をおすすめするとします。
この助成金を受給するには、現在契約社員(有期雇用契約)の方がいる必要があります。6ヶ月契約とか1年契約とかです。
しかし、企業によっては契約社員がいない場合もあります。それを確認しないで「キャリアアップの正社員転換がおすすめですよ!」などと回答するのは専門家としてNG行為です。

専門家に最も必要なのは、まずその対象となる企業がどのような企業なのかを知ることなのです。

例えば、全員が正社員であるなら、何か人材育成(研修)をする予定があるか等を聞きながら、「それならば人材開発支援助成金が可能性としてあります。その研修はどなたを対象とするものですか?」といった感じで進めていきます。そうすることで、「これなら助成金対象になりそうですね」とか、「今回は対象外ですね」などと見えてくるのです。

その為、初対面で「うちの会社で取れそうな助成金はありますか?」と質問されても、「御社の事情を色々とお聞かせいただき、その上で見つけられるものです。」と答えるしかないのです。

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