
千葉県習志野市は、物価高騰に直面する市民・事業者への支援として、2026年7月から12月の検針分まで市営水道の基本料金を半額、公共下水道の基本料金を全額減免しています。対象者が申請する必要はなく、料金計算時に自動で反映されます。
「上下水道料金が6か月無料」になる制度ではありません。減免されるのは基本料金部分で、水道・下水道とも使用量に応じた従量料金は通常どおり発生します。また、市営水道と県営水道では水道側の減免方法が異なります。
制度概要
実施機関
習志野市企業局。国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しています。
対象地域
習志野市の対象水道・下水道利用者です。市営水道エリアは主にJR総武線より北側で、南側の県営水道エリアは千葉県企業局が別の水道料金減免を実施します。
対象者
市営水道については、主に一般家庭で使われる口径13・20・25ミリメートルの水道メーター利用者が対象です。下水道は習志野市内の公共下水道利用者が対象です。一部官公署や、下水道について船橋市居住者などの例外があります。
減免期間
2026年7~12月検針分の6か月間です。当初4か月の予定から2か月延長されました。奇数月検針地域は7・9・11月、偶数月検針地域は8・10・12月の検針時に減額されます。
水道基本料金の減免額
| メーター口径 | 通常の基本料金(月額・税込) | 減免後 | 月あたり減免額 |
|---|---|---|---|
| 13mm | 715円 | 357円 | 358円 |
| 20mm | 1,375円 | 687円 | 688円 |
| 25mm | 2,332円 | 1,166円 | 1,166円 |
下水道基本料金の減免額
通常1か月1,032円の下水道基本料金が0円となり、月1,032円が減免されます。従量料金は通常どおりです。
一般家庭のモデルケース
市営水道エリアで、水道メーター口径20mm・1か月20立方メートルを使用するモデル世帯では、上下水道を合わせた6か月の減免額は10,320円と市が試算しています。これは一律給付額ではなく、使用状況や契約条件により実際の請求額は異なります。
申請方法
手続きは不要です。対象者は自動的に減免され、検針票「ご使用量のお知らせ」には減免後の金額が表示されます。
注意点
引越しなどで6か月すべて利用しない場合でも、使用期間に応じて0.5か月単位で減免されます。水道メーター口径や検針月が分からない場合は「ご使用量のお知らせ」で確認できます。
自分の減免額を確認する方法
- 「ご使用量のお知らせ」で水道メーター口径を確認する
- 市営水道か県営水道かを確認する
- 下水道の基本料金だけが0円になっていることを確認する
- 水道・下水道の従量料金は通常どおり請求される点を確認する
- 検針票に記載された減免後金額を通常料金と比較する
この記事のポイント
- 習志野市の物価高騰対策で、現金給付ではなく料金減免
- 市営水道の基本料金は半額
- 公共下水道の基本料金は全額減免
- 2026年7~12月検針分の6か月間
- 申請不要だが、従量料金は減免対象外
よくある質問
Q:水道代と下水道代が全部無料になりますか?
いいえ。減免は基本料金部分です。使用量に応じた従量料金は通常どおりかかります。
Q:申請書を出す必要がありますか?
ありません。対象者は自動で料金が減免されます。
Q:習志野市の全世帯で水道基本料金が半額ですか?
市営水道の対象口径利用者がこの制度の対象です。JR総武線より南側を中心とする県営水道エリアは、千葉県企業局の別制度で水道料金減免が行われます。
Q:6か月で必ず10,320円安くなりますか?
10,320円は市が示す口径20mm・月20立方メートルのモデルケースです。契約・使用状況によって実際の減免額は異なります。




