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今回のテーマ
助成金申請の窓口は都道府県によって違う?
今回は、厚生労働省の助成金の提出先についてのお話しです。
厚労省の助成金の書類提出先は各都道府県の労働局となります。東京なら「東京労働局」、神奈川なら「神奈川労働局」といったところです。
しかし労働局にも様々な部署があります。基本的には「職業対策課」であることがほとんどです。ですが、必ずしも同じ名称の部署とは限りません。
また、下記のURLから各都道府県の担当部署と問い合わせ先、そして提出先も確認できます。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/madoguchi.html
ですが、このURLから確認をしても、イマイチわからないのが現実です。みなさんも一度見てみてください。
実際はどうなっているか、実例を挙げてみます。
例えば、ある厚労省の助成金を申請したいとしましょう。
まずは「計画書」を提出しますが、東京の事業所なら所轄のハローワークが提出先となります。ある程度事業所の近くで提出できますね。その後ハローワークから労働局の助成金事務センターに書類が転送されていきます。
ところが、神奈川県の事業所の場合は、横浜市の中心地、関内にある労働局の「神奈川助成金センター」が提出先です。ということは、箱根に事業所がある場合でも、遠路はるばる横浜の関内(正確には馬車道)に提出に行かなければいけません。
これでは提出するのに一日がかりになってしまい、もし不足書類があると更に面倒なことになります。不足分は郵送で受け付けてくれれば良いのですが、そうはいかないこともあります。大変ですね。
これと同様のことが、他府県でも生じています。書類提出はさながら旅行に行くような距離だったりします。
しかもその提出先は、助成金の種類ごとに違います。
主な助成金で言うと、東京では所轄のハローワーク、労働局の助成金事務センター、労働局本体など提出先はさまざまですが、交通が便利な東京なら、アクセスは簡単ですね。
一方、神奈川県は一部を除けば、全て労働局へ提出です。主だった助成金は直接労働局へということになります。
そして、多くの場合は神奈川と似たような感じです。むしろ東京式の方が少数派です。
みなさんも必ず提出先はホームページ又は電話などでご確認の上、二度手間にならぬようにお気を付けください。
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