経済産業省で令和5年度の予算の概算要求が出ています。
そこから令和5年度に新たに公募される補助金、事業再構築補助金・ものづくり補助金等の今後の動向を予測できます。
そこで今回は令和5年度に出る補助金について紹介します！
中小企業対策費
令和５年度概算要求額：1,343 億円
令和４年度当初予算額：1,095 億円
中小企業・小規模事業者等の事業継続支援・生産性向上・転嫁円滑化【267 億円（235 億円）】
・国民の生活や経済活動への影響を最小化するため、原油価格動向等を踏まえた機動的な価格高騰対策を進める。
・コロナ禍のため業況が厳しいもしくは事業再生に取り組む中小企業等を支援する事業再構築補助金や、中小企業等の設備投資・販路開拓・IT 導入を支援する生産性向上補助金を活用して、引き続き事業再構築・生産性向上に取り組む。
事業再構築補助金
ものづくり補助金
IT導入補助金
小規模事業者持続化補助金
炭素中立社会の実現【2,682 億円（2,045 億円）＋産総研交付金 650 億円の内数（615 億円の内数）＋NITE 交付金 79 億円の内数（78 億円の内数）】
・事業再構築補助金（令和３年度補正等）によるグリーン枠の活用やグリーン調達の取組など、中小企業等に対する脱炭素取組やグリーン分野への中小企業の事業再構築の支援を行う。
データ主導のデジタル社会の実現【480 億円（323 億円）＋IPA 交付金 78 億円の内数（58 億円の内数）】
・デジタル化の進展や国際情勢の変化、サプライチェーンリスクに対応したサイバーセキュリティ対策の推進・対処能力向上を進める。
徹底した日本社会のグローバル化【108 億円（86 億円）＋JETRO 交付金 290 億円の内数（255 億円の内数）】
・対内直接投資や海外企業との協業の更なる拡大、海外の優秀な人材の取り込み、中堅・中小企業等の海外展開支援を進める。
包摂的成長～多様な成長の実現～【678 億円（504 億円）＋中小機構交付金 184 億円の内数（176 億円の内数）】
・創業時の経営者保証を不要とする保証制度創設、後継者同士のネットワークの創出、事業再生・事業承継・引継ぎの円滑化、人材確保・能力開発の強化、経営力再構築伴走支援及びデジタル化の促進に取り組む。
事業承継補助金
IT導入補助金
小規模事業者持続化補助金
