助成金・補助金の疑問や専門用語をわかりやすく解説するサービスを
開始致しました!
今回のテーマ
IoTに関して、社会的に意義のある先進的な事業を計画していますが、資金面で国のサポートはありますか?
中小企業庁のものづくり補助金等に申請することもできますが、平成29年度予算には、総務省管轄のIoTサービス創出支援事業やIoTテストベッド事業等、IoT導入促進に関する支援事業がありました。引き続き30年度も実施される予定になっています。
<IoTサービス創出支援事業>
IoTサービス創出支援事業は、地方公共団体、大学、ユーザー企業等から成る地域の主体が、医療、教育、防災、農業、シェアリングエコノミーなど生活に身近な分野におけるIoTサービスの実証事業の取り組みを支援するものです。他の地域や他の領域でも転用できる原型モデルとなるものことを前提としています。
その際、データを利活用することで必要なルール整備につながるものである必要があります。
1件あたりの上限6千万円となっています。
採択された一例として下記があります。
・地域を網羅する賢いバス停による見守りサービス事業の創出と展開
・爾後取付け式IoTシステムを用いた民泊向けIoTサービスの実証事業
・地震情報・被災度情報によるビッグデータを活用した防災ネットワークシステムのモデル事業等
<IoTテストベッド事業等への支援>
IoTテストベッド事業等への支援は、民間企業等が、IoTの実現に向けた新たな電気通信技術の開発・実証のための設備(IoTテストベッド)を整備して供用する事業に助成するものです。
助成対象設備はIoT構築のためのサーバ、ルータ、スイッチ、回線設備、電源設備などの電気通信設備や電波暗室、電波吸収パネル、電波測定器、設備を設置するための建物・工作物、コンサルティング経費、システム構築費等になります。
助成額は助成対象経費の1/2または2,000万円のいずれか少ない額になります。
IoTテストベッド事業等への支援についての詳細は下記をご覧ください
採択された一例として下記があります。
・農的空間における環境センシング技術の開発・実証のためのテストベッド供用事業
・エッジコンピューティングに対応したIoT向けアプリケーション開発運用技術確立のためのテストベッド供用事業
・自動車安全運行に関する技術の開発・実証のためのテストベッド供用事業
そのほか、経済産業省も30年度の予算でIoT推進のための新産業創出基盤整備事業やIoTを活用した社会インフラ等の高度化推進事業などがあります。
☆早い者勝ち!助成金・補助金の申請コンサルタントはこちら
☆月1000円で全国の助成金情報が見放題!「有料サービス」はこちら
☆助成金・補助金情報は最強の営業ツール?マイプラン契約はこちら!