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今回のテーマ
国の補助金の補助率が低下していますが、何故ですか?
日経新聞によると、財務省の平成24年度から3年間の状況調査では、
ものづくり補助金において、投資回収ができた企業はわずか7件で、
全体の1%にも満たなかったとのことでした。
また、平成26年度のものづくり補助金の投資実績は1万2,319件でしたが、
商品化できたのはそのうち4,330件とのことで、補助金への風当たりが強くなっています。
もっとも投資回収し、収益が上がりすぎると、
場合によっては補助金を返納しなければならないこともあり、
あえて抑えているという実情もあるでしょう。
さらに、機械設備の減価償却は4年もしくは5年以上が多く、
3年での早期回収となると、極めて限られた企業だけでしょう。
そうした実情はさておき、中小企業庁への批判も実際には多くあり、そうした批判をかわす意味でも補助率を2/3から1/2に減らし、企業努力を促していくという流れのようです。
また、今年度は、ものづくり補助金だけでなく、IT導入補助金も同様に補助金の補助率を2/3から1/2に減らす予定になっています。
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