
南アフリカ社会保障庁SASSAは、十分な生活手段を持たない働く世代などを支援するSocial Relief of Distress Grant(SRD Grant)を継続しています。2026/27年度の月額はR370で、政府は2027年3月31日までの延長に必要な予算を措置しています。
この制度は南アフリカの対象となる市民、難民、亡命申請者、特別許可保有者等向けです。日本在住者が申請できる制度ではありません。またR370は申請者全員に無条件で支払われるのではなく、SASSAによる資格・所得状況等の確認を通過した月の対象者に支給されます。
月R370は、2026年9月28日の参考レート1南アフリカランド=約9.6475円で約3,570円、約3,600円相当です。
制度概要
実施機関
South African Social Security Agency(SASSA)。制度はSocial Assistance Act等に基づき、Department of Social Developmentと連携して運用されています。
対象地域
南アフリカ。SASSAの制度対象となる国内居住者等が対象です。
対象者
SASSA公式サイトでは、18~60歳の南アフリカ市民、難民、亡命申請者、Special Permit Holdersのうち、十分な生活手段がなく、本人名義で他の社会給付を受けていない、UIFへ拠出中またはUIF受給資格がない、他の経済的支援がないなどの条件を示しています。
給付額・支援額
2026/27年度も月R370です。政府の2026 Budget Reviewでは、SRDを2027年3月31日まで月R370で延長するため追加R36.4 billionを計上したとしています。
申請方法
申請はSASSAのSRD公式サイトから電子的に行います。本人情報、携帯電話番号、就労・生活状況、銀行情報等を入力します。SASSAは、申請情報は電子提出のため通常は書類アップロード不要と案内しています。
申請期間・実施期間
2026年9月28日時点でSASSAのSRD申請サイトは稼働中です。現行の延長期間は2026年4月1日~2027年3月31日です。
支給時期
SRDは通常の高齢者・子ども等の社会給付と同じ固定月初日程ではなく、申請・本人確認・銀行確認等を経て対象月ごとに支給処理されます。申請者は公式サイトでstatusを確認する必要があります。
主な条件
- 18~60歳
- 対象となる市民・難民・亡命申請者・Special Permit Holder等
- 十分な生活手段がないこと
- 本人名義で他の社会給付を受けていないこと等
- UIFや他の経済的支援との関係で対象外にならないこと
注意点
SASSAは本人名義の携帯電話番号と銀行口座情報を使うよう強く呼びかけています。銀行口座情報が申請者本人のものと確認できない場合、支給確認が進まない可能性があります。また、公式サイトを装った偽サイトにも注意が必要です。
SRDは「一度認定されたら無条件で毎月固定」ではない
SRDでは申請者の所得・経済状況を確認する仕組みがあり、ある月に不支給判定となることがあります。不支給となった場合には、対象月ごとにDepartment of Social Developmentへappealできる仕組みがあります。受給継続者も、携帯番号や銀行情報を頻繁に変更すると確認・支給が遅れる可能性があります。
この記事のポイント
- 月額R370(約3,600円)
- 2027年3月31日まで継続する予算措置・政府方針を確認
- 18~60歳の生活困窮者等が中心
- SASSA公式サイトから電子申請
- 本人名義の携帯番号・銀行情報が重要
よくある質問
Q:18歳未満や60歳超でもSRDのR370を申請できますか?
SASSAのSRD公式案内では対象年齢を18~60歳としています。他の年齢層には別の社会給付が用意されている場合があります。
Q:申請時に書類PDFをアップロードする必要がありますか?
SASSAの現行申請ページは、情報を電子的に提供するため通常は書類アップロード不要と案内しています。ただし、本人確認等で追加対応を求められる場合があります。
Q:不支給になったら終わりですか?
いいえ。SASSA公式サイトでは、不支給となった月についてDepartment of Social Developmentへappealできると案内しています。
公式情報
- SASSA:Social Relief of Distress Grant 公式申請サイト
- South African Government:2026/27年延長に関する政府発表
- SAnews:2026 Budget Reviewに基づくSRD継続額




