
イタリアでは、扶養する子どもを対象に「Assegno unico e universale per i figli a carico(AUU)」が毎月支給されています。2026年は物価調整により金額・ISEE基準が更新されました。
この制度はイタリアの対象家庭向けです。日本在住者が日本国内の児童手当として利用できる制度ではありません。支給額はISEE(世帯経済状況指標)等で変わります。
制度概要
実施機関
INPS(イタリア国立社会保障機構)/イタリア政府
対象地域
イタリア
対象者
妊娠7か月目以降から18歳未満の子ども、一定の就学・訓練・就労・失業登録・市民サービス等の条件を満たす18~20歳の子ども、障害のある扶養子は年齢上限なしで対象になり得ます。
支給額・補助額
2026年の未成年の子1人あたり基本額は、ISEEが17,468.51ユーロ以下なら月最大203.80ユーロ(約3.6万円相当)、ISEEが46,582.71ユーロ以上またはISEE未提出の場合は月58.30ユーロ(約1.0万円相当)。中間帯は段階的に変動します。障害、複数子、母親の年齢、両親就労などによる加算があります。
2026年9月15日時点の参考レート:1カナダドル=111.32円、1ユーロ=178.476円、1チリペソ=0.162083円、1韓国ウォン=0.113803円、1シンガポールドル=121.729円、1ウクライナ・フリヴニャ=3.47265円。円換算は目安で、正式額は現地通貨です。 為替変動により日本円換算額は変わります。
申請期間・利用期間
既に受理済みの申請は原則として毎年出し直す必要はありません。2026年の正確な所得連動額を受けるには有効なISEEが必要で、2026年6月30日までにDSUを提出した場合は3月分からの差額調整対象でした。
申請方法
新規対象者はINPSのオンラインサービス、認定機関(patronato)等を通じて申請します。既存の有効申請は原則継続されますが、家族状況の変更は更新が必要です。
主な条件
- イタリア法上の居住・税等の要件
- 扶養する子の年齢・活動要件
- 所得連動額には有効なISEEが必要
- 家族構成や障害等の変更を適切に更新
注意点
- 203.80ユーロは全員一律ではなく基本額の最大
- ISEE未提出でも制度上の最低額となる場合がある
- 加算により実受給額は基本額を上回ることがある
- 円換算は為替で変動
この記事のポイント
- 2026年基本額は月58.30~203.80ユーロ
- ISEEで変動
- 障害等は加算あり
- 既存受給者は原則再申請不要
- 日本在住者向け制度ではない
申請・利用前に確認したいポイント
- ISEEが最新か確認する
- 18~20歳は就学等の要件を確認する
- 出生・障害・家族構成変更をINPSへ更新する
よくある質問
Q:203.80ユーロは全家庭に毎月支給されますか?
いいえ。2026年の基本額の最大で、ISEE等に応じて月58.30~203.80ユーロの範囲で変動します。
Q:毎年申請し直す必要がありますか?
既に受理済みの有効申請は原則再申請不要ですが、ISEE更新や家族状況変更の手続が必要です。
Q:日本在住者も対象ですか?
イタリアの居住・制度要件を満たす家庭向けで、日本国内だけで利用できる制度ではありません。
公式情報
一次情報優先:制度実施主体・政府・自治体・公的機関の公式情報を、元記事より優先して記事内容を整理しています。
Tweet



