イタリア・サルデーニャ州サッサリ市は、賃貸住宅に住む対象世帯の家賃負担を軽減する「2026年地域家賃支援」の申請を受け付けています。申請期間は2026年8月31日~9月29日で、市のオンライン「Portale del Cittadino」から手続きします。

この制度はイタリア・サッサリ市で対象となる賃貸住宅を主たる住居として利用し、所得などの要件を満たす世帯向けです。日本在住者が利用できる家賃補助ではありません。

2026年のサルデーニャ州内同制度の基準では、Fascia Aの上限は3,098.74ユーロ、Fascia Bは2,320ユーロです。1ユーロ=185.404円で換算すると、それぞれ最大約57万4,519円(約57.5万円相当)、約43万137円(約43.0万円相当)です。

制度概要

実施機関

Comune di Sassari(サッサリ市)Patrimonio e Politiche della casa。国の賃貸住宅支援基金(Legge 431/1998, art.11)を基礎とするサルデーニャ州の家賃支援枠です。

対象地域

イタリア・サルデーニャ州サッサリ市。サッサリ市内の対象住宅を主たる住居として賃借していることなどが前提です。

対象者

サッサリ市の公募は、2026年の家賃支援を必要とする住民を対象としています。サルデーニャ州の2026年同制度では、主に次の2区分が設けられています。

  • Fascia A:ISEE 15,908.10ユーロ以下で、年間家賃のISEEに対する比率が14%を超える世帯
  • Fascia B:ISEE 17,131ユーロ以下で、年間家賃のISEEに対する比率が24%を超える世帯

登録済みの住宅賃貸契約を持ち、その住宅を主たる住居として使用していることが重要です。外国籍の申請者には合法的な在留資格等が求められます。

支給額・補助額

サルデーニャ州の2026年基準では、Fascia Aは家賃負担率を14%まで軽減する計算で最大3,098.74ユーロ、Fascia Bは24%まで軽減する計算で最大2,320ユーロです。

したがって、3,098.74ユーロは全申請者の一律給付額ではありません。実際の補助額はISEE、年間家賃、区分、対象期間、利用可能な予算などで変わります。

申請期間・利用期間

サッサリ市の2026年申請期間は2026年8月31日~9月29日です。

申請方法

市の公式告知では、申請はPortale del Cittadinoのオンラインフォームのみとされています。紙・メール等の別方式ではなく、指定ポータルから手続きする必要があります。

前年のサッサリ市同制度では、ISEE、賃貸契約書、Agenzia delle Entrateの契約登録証明、家賃支払証明などが審査資料として求められていました。2026年については、必ず今年の公募文書に記載された添付書類を優先して準備してください。

主な条件

  • サッサリ市の対象住民であること
  • 登録された住宅賃貸契約を持つこと
  • 対象住宅を主たる住居として使用していること
  • 2026年のISEEが対象区分の上限以下であること
  • 家賃負担率がFascia AまたはBの条件を満たすこと

注意点

支給には予算上限があります。過去のサッサリ市同制度では、必要額が予算を超える場合、家賃のISEEに対する負担割合や社会・家族状況などを考慮した順位付けを行う仕組みが採用されていました。2026年も「申請すれば上限額が必ず支給される」と考えず、今年の公募本文で算定・順位ルールを確認する必要があります。

2025年のサッサリ市基準はFascia AがISEE 15,688.40ユーロ以下、Fascia Bが16,828ユーロ以下でした。2026年のサルデーニャ州同制度では基準が15,908.10ユーロ、17,131ユーロへ引き上げられており、所得基準が更新されています。

申請・利用前に確認したいポイント

この制度では「家賃が高い=最大額」という単純計算ではありません。ISEEと年間家賃の比率が区分判定に使われます。また、申請はオンライン限定です。締切直前に契約登録証明や家賃支払記録が不足しないよう、今年の公募添付書類を早めに確認するのが実務的です。

この記事のポイント

  • サッサリ市の申請は9月29日まで
  • 2026年州基準でFascia Aは最大3,098.74ユーロ
  • Fascia Bは最大2,320ユーロ
  • ISEEと家賃負担率の両方が重要
  • 申請は市のオンラインPortale del Cittadinoのみ

よくある質問

Q. 低所得なら3,098.74ユーロを一律で受け取れますか?

いいえ。3,098.74ユーロはFascia Aの上限です。ISEE、家賃額、負担率等に基づいて実額が決まります。

Q. ISEEが16,000ユーロなら対象外ですか?

Fascia Aの15,908.10ユーロは超えますが、Fascia Bの17,131ユーロ以下で、家賃負担率など他の条件を満たせば対象になり得ます。

Q. 申請書を市役所へ持参できますか?

2026年の公式告知は、Portale del Cittadinoを通じたオンライン申請のみとしています。

Q. 2025年に受給していれば2026年も自動支給されますか?

自動継続ではありません。2026年分として改めて期限内の申請が必要です。

公式情報