
令和8年8月千葉豪雨で、学生本人や実家が被災した家庭では、住居の片付けや修理に加えて学費・生活費の確保も課題になります。日本学生支援機構(JASSO)は、一定の住居被害を受けた学生へ返済不要の10万円を支給しています。
全国一律で学生全員が対象になる制度ではありません。対象校に在籍し、本人または父母等の現住居が半壊以上・床上浸水などの被害を受けた学生が対象です。
支給額は1人10万円、返済不要
JASSO災害支援金は貸与型奨学金ではなく、返還する必要がありません。JASSO奨学金や他団体の支援を受けていても申請できます。
対象となる学校と被害
国内の大学、短期大学、大学院、高等専門学校、専修学校専門課程・専攻科の在学生が対象です。科目等履修生、研究生、聴講生は除外されます。
住居被害は、半壊(半流出・半埋没・半焼失を含む)以上、床上浸水、または自治体からの避難勧告等が1カ月以上続いた場合です。入学前や休学中に起きた災害は対象外です。
千葉豪雨の対象地域
JASSOの8月21日更新ページには、千葉市、市川市、船橋市、館山市、松戸市、茂原市、佐倉市、東金市、習志野市、柏市、市原市、八千代市、我孫子市、鎌ケ谷市、四街道市、八街市、印西市、白井市、大網白里市、白子町、長柄町、富里市、山武市、酒々井町、九十九里町が掲載されています。
申請は在学校を通す
国内の大学等に在籍する学生は、学校の学生課・奨学金窓口などへ申請書と罹災証明書を提出します。罹災証明書が間に合わない場合、発行申請書類のコピーで先に手続きを進められる場合があります。
学校からJASSOへの期限は、災害が起きた日の翌月から数えて6カ月以内です。学校内の締切はそれより早いことがあるため、早めに相談しましょう。
よくある質問
Q:奨学金を借りていても申請できますか?
A:はい。JASSO奨学金や他団体の経済支援を利用中でも申請できます。
Q:実家が床上浸水しましたが、学生本人は別居しています。対象ですか?
A:学生本人または父母等が現に住む家の被害が対象に含まれます。学業への影響なども学校が確認します。
Q:罹災証明書がまだ届きません。
A:発行手続き時の申請書類のコピーを学校へ提出し、証明書発行後に追加提出できる扱いがあります。




