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今回のテーマ
新・展示会等出展支援助成事業
1.不景気な事業者ほど採択されやすい?
基本的に、補助金・助成事業と言うものは、売上減少や損失計上をした企業が採択される可能性は非常に低いです。自治体・官庁が、うまくいっていない事業者にお金を出すのは嫌だと考えるのは当然と言えば当然でしょう。
しかし、今回ご紹介する「新・展示会等出展支援助成事業」はそんな助成事業の常識とは大きくかけ離れています。なんと逆に売上減少・損失計上している企業が採択されやすいのです!
本助成事業は販路拡大につながる展示会等への出展のための東京都の助成事業ですが、以下2点で他の助成事業と大きく異なっています。
①予算がなくなるまで毎月公募されている。
②直近の売上が前期と比較して減少しているか、直近の決算期で損失を計上しているか、都内商工会議所もしくは商工会等において「成長アシストコース」を修了しているか、のいずれかに当てはまっていることが条件になる。
通常、補助金・助成事業は、売上減少した企業が採択されるのは非常に困難ですが、この助成事業は逆にそうした企業が積極的に申請できるので、現状が厳しい企業にとってはありがたいものと言えます。
2.対象経費
対象経費としては、出展小間料、小間内の装飾、展示に必要な資材費(ポスター等)、什器・備品・機器等のリース代、高熱水費(設営工事費含む)、運送業者への委託費、印刷物及びPR映像の制作費、商品PRや企業広告等の広告掲載費等が当てはまります。
3.助成額・助成率
上限額:150万円
助成率:2/3以内。
4.期日
交付決定日は、原則、 受付した月の翌々月1日になります。
また、助成対象期間は原則として、交付決定日から1年1ヶ月 です。
まさに困った人に救いの手を差し伸べる天使のような助成事業です!「最近景気が悪いなあ」とお思いの事業者の方は是非ご検討ください!
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