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今回のテーマ
最大1500万円助成!TOKYOの地域資源を活用しよう!

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東京は大都会であり、大田区や足立区などの中小企業製造業集積地域はありますが、基本的にはサービス業が発達しています。
農林水産物は他県から仕入れているというイメージが強いですが、実は、原産地が東京の農林水産物は結構あります。また、鉱工業品や文化財、自然の風景地、温泉などの観光資源も探せば多くあります。
東京都地域産業資源リストによりますと、三鷹市のキューイフルーツ、奥多摩わさび、八丈島の島唐辛子といった農林水産物は42種、江戸切子、東京地酒など鉱工業品が79種、秋川渓谷、足立区の金魚祭りなど観光資源が201種定められています。

地産地消ではないですが、東京都と(公財)東京都中小企業振興公社では「TOKYOイチオシ応援事業」による助成事業を行うことで、地域資源を活用して新製品や新サービスの開発や改良をサポートし、より魅力ある東京を目指すため、地域の活性化を促進させようとしています。
具体的には、「TOKYOイチオシ応援事業」では、最長2年にわたり、経費助成(1500万円上限、補助率1/2以内)と専門家によるハンズオン支援を行っています。

地域資源活用事業計画の認定に当たっての評価基準については以下の通りです。
1.東京都が指定する地域産業資源を活用した事業であること
2.新たな需要の開拓の見通し
3.地域を挙げた取組と関係事業者、関係団体等との連携
4.自然や文化財等の地域産業資源の持続的活用のための配慮
5.事業計画の実現可能性
6.計画期間は、3年以上5年以内

平成30年の申請申込期間は7月17日(火)~8月27日(月)
書類提出期間は9月3日(月)~9月7日(金)
となっています。

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対象は、中小企業者(法人及び個人事業主)、一般財団法人、一般社団法人、特定非営利活動法人、組合等となっています。

平成29年度は17件が採択をされおり、採択企業は以下の通りです。

・石川酒造株式会社【福生市】
清酒醸造技術を活かした糀あまざけの開発
・株式会社小笠原エコツーリズムリゾート【小笠原村】
小笠原の自然林内で実体験する自然木工教室
・株式会社花想容【新宿区】
染色技術を活かした日常使い着物の新規開発
・株式会社カノン【港区】
インバウンドウェディングの企画開発
・株式会社スチル【渋谷区】
世界基準の新素材・多摩織ツィードの開発
・株式会社墨田キール【墨田区】
起毛皮革へプリント加工し高付加価値商品化
・株式会社スイミージャパン【江東区】
 屋台村を通じて江東区を深川ワインの街に
・株式会社高橋工房【文京区】
親子三世代で楽しむウルトラマン版画ギフト
・株式会社TANT【世田谷区】
 三方金と製本技術を応用した商品の開発
・田村酒造場【福生市】
訪日外国人向け江戸地酒の開発
・株式会社大治【大田区】
 TOKYO×TOKYOで真の東京土産を
・千蔵工業株式会社【大田区】
 大田区技術活用の自動ドアスイッチ開発
・有限会社中むら【千代田区】
 新たな素材開発による江戸ののれんの普及促進
・ボノ株式会社【文京区】
東京の工芸品を繋ぐぬいぐるみ&WS事業
・株式会社真多呂人形【台東区】
 木目込人形を活かしたサービス・商品の開発
・有限会社メディカル・バランス・サポート【世田谷区】
大江戸まつり盆おどりエクササイズの開発
・菱和工業株式会社【大田区】
バスタブ用ベビーチェアの開発

東京の地域資源を活用した製品、サービスの開発、改良にぜひ、チャレンジしませんか。

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