IT導入補助金ですが、運営事務局が今までの「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」から「凸版印刷株式会社」に変更されます。
それに伴い、いくつかの留意点があります。
また、「商流一括インボイス対応類型」が新しく登場します。
事務局変更時期
7月31日まで:一般社団法人サービスデザイン推進協議会(以下前期事務局)
8月1日から:凸版印刷株式会社(以下後期事務局)
事務局変更の注意点
(1)前期事務局にて交付決定、またはIT導入支援事業者の登録を受けた場合
引き続き前期事務局に連絡。
(2)前期事務局のホームページで申請マイページを作成済みの場合
8月1日以降に交付申請をする場合、後期事務局で登録を受けたIT導入支援事業者から申請マイページ招待を受け、新たに申請マイページを作成。
IT導入補助金の枠
通常枠
(1)補助率
補助対象経費の1/2以内
(2)補助額
A類型5万円超~150万円未満
B類型150万円~450万円以下
デジタル化基盤導入類型
(1)補助率
会計・受発注・決済・ECソフト
補助額50万円以下:3/4以内
補助額50万円超~350万円:2/3以内
PC・タブレット等: 1/2以内
レジ・券売機: 1/2以内
(2)補助額
会計・受発注・決済・ECソフト:~350万円
PC・タブレット等 :~10万円
レジ・券売機 :~20万円
複数社連携IT導入類型
補助上限:3,000万
補助率:2/3以内
セキュリティ対策推進枠
補助額:5万円~100万円
補助率:補助対象経費の1/2以内
商流一括インボイス対応類型の登場
2023年7月10日から受付開始となる新設枠です。
取引関係における発注者が費用を負担してインボイス対応済の受発注ソフトを導入し、受注者である中小企業・小規模事業者等が無償で利用できるようにするケースを支援します。取引関係における発注者の費用負担によって導入されるITツールの費用の一部を補助します。
補助額:~350 万円
補助率:中小企業・小規模事業者等:2/3以内、その他の事業者等:1/2以内