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今回の疑問
都道府県の補助金で書類審査の後、面談があるのですが、留意点はありますか?
都道府県の補助金によっては、書類審査の後、面談審査を設けているところも多くあります。書類審査でどのくらい絞り込むのか、面談の位置づけはどうなのかということは、担当部署に問い合わせても教えてくれません。
ただし、面談試験が何日あるのか、どのくらいの時間をとるのかによって、おおよその絞り込み条件を類推することが可能です。
都道府県によっても、審査員を何名くらい用意するのか、予算がどのくらいかによって異なってきますが、面談が採択される確率は約50%とみておいてよいでしょう。
したがって、単に面談といっても2件に1件は落ちてしまうということを前提に、しっかりと準備する必要があります。
面談のパターンは、最初に書面の説明をして、その後、質疑応答というところが多いと思います。時間配分も事前に知らされることがほとんどですので、最初の説明でぴったり時間内に収まるようにすることが重要です。
いろいろとあれこれ説明しようとして、尻切れトンボにならないように、ポイントを絞って簡潔に説明するようにしましょう。説明時間が5分であれば、その5分間に話す内容をいくつかの段落に分けて申請書に準じてポイントをまとめ、タイマーで測りながら練習しましょう。
説明する内容としては、おおよそ以下のようになりますが、3、4、5がキモになりますので、ここを中心に時間配分を考えるとよいでしょう。
1.会社の概要
2.既存事業の市場ニーズの変化や補助事業の市場ニーズの広がり
3.自社の経営課題や補助事業の課題
4.当社の強み(他者との違い)を活用した課題解決(革新性、独自性)
5.事業化後の市場へのインパクト(事業性)
6.やる気の表明
本日は以上になります。
今後も定期的によくある質問や、わかりにくい助成金補助金の
専門用語について解説していきます。
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