助成金・補助金の疑問や専門用語をわかりやすく解説するサービスを
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今回のテーマ
国の補助金と地方の補助金、どちらがもらいやすいですか?
同じ内容であれば、基本的には国の補助金のほうが、都道府県や政令指定都市などの地方の補助金より、採択率は高くなり、通りやすいと言われています。しかし、平成27年の創業のための補助金のように、予算が少なかったこともあり、国の補助金が地方より難しいケースも発生しています。
地方の補助金では、書類に詳細な情報をびっしり記載しなくてはいけないケースが多くあります。
たとえば、東京都の補助金の大半は、書類選考後に面談審査があり、両方クリアしなくてはならない上に、計画書を提出する段階で、事細かな業者名や担当者などを記入する必要があります。
それに対して、国の補助金の場合、申請段階で総額が決まっていますが、厳密な購入先の情報を求められることはそれほどありません。
また、地方の補助金は形式よりも内容に比重を置いて申請書を評価する傾向があります。
国の補助金は書類不備だと落とされてしまいますが、地方の場合は提出時に書類不備等を指摘してくれる場合が多いです。
国の場合、申請書を出す総人数が圧倒的に多いため、きめの細かな対応を一事業者ごとに行えないという実情があります。
地方の場合、人口不足や高齢化による労働力不足・経済力低下などが問題視される中、確実に地域発展に利する事業者を獲得していきたいと言う思惑があります。
ちなみに、都道府県や政令指定都市など地方の補助金は「助成金事業」となっている場合が多いので、厚生労働省系の助成金と混同しないように気を付けましょう。
本日は以上になります。
今後も定期的によくある質問や、わかりにくい助成金補助金の
専門用語について解説していきます。
是非、ご活用下さい!