助成金・補助金に関する疑問、新しく出た助成金/補助金をわかりやすく解説致します!

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今回のテーマ
事業計画策定の際のポイントはどんなところですか?

補助金の事業計画を作る際に計画の数値はどうするかといった問題があると思います。計画ですから、あくまでも予測になりますが、どうやって根拠を構築するのかというのは難しい判断になります。

例えば、日本政策金融公庫によると、各業種の売上に関しては、以下のように数値を構築していくこととなります。

①コンビニエンスストアのように販売店で店舗売りのウエイトが大きい業種
1㎡(もしくは1坪)当たりの売上高×売場面積

②飲食業、理・美容サービス業関係業種
客単価×設備単位数(座席)×回転数、

③自動車販売業や化粧品販売業、ビル清掃業などの労働集約的な業種
従業員1人当たりの売上高×従業者数

④部品加工業、印刷業、運送業など設備が直接売上に結び付く業種
設備の生産能力×設備数

貸借対照表の受取手形や売掛金、棚卸資産、支払手形や買掛金等の運転資本に関しては、過去2年間の平均回転率などで自動的に計算するという方法もあります。また、過去の原価率や販管費率などを参考にしながら数値を構築していくことになります。

特に注意すべき点は減価償却費や借入の元本返済や金利などになります。
減価償却費に関しては、実際に現金が出ていくわけではないので、キャッシュフローではプラスになります。また、元本の返済は税金を引かれた後の当期純利益に運転資本と減価償却費を調整した額から支払われるということを念頭に数値を構築する必要があります。

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