令和4年度のフィットテスト測定機器購入補助金の公募が開始します。
フィットテストとはマスク内部と外部の物質の濃度を測定し、その比較によりマスクが適切に装着されているか測定するテストです。
このフィットテストの測定機に最大50万円の補助金が出ます。
以下主な要件となります。
フィットテストの必要性
金属アーク溶接等の作業で発生する溶接ヒュームは、発がん性が認められ、神経機能障害を発生させます。
このため、屋内の溶接作業等では有効な呼吸用保護具を使用するとともに、１年以内ごとに１回フィットテストの実施が義務付けられ、令和５年４月１日に全面施行されます。
尚、溶接に従事する事業者は約１万にのぼり、そのほとんどが資力の乏しい中小企業であり、年１回のテストのために高価な測定機器を備え付けることは困難です。
そのため本補助金が設けられました。
補助対象者
測定機器購入者（作業環境測定機関、特殊健康診断実施機関）
補助対象経費
フィットテスト測定機器本体（本体に標準装備されている付属品を含む）の購入に要する経費（消費税は除く）。
補助額
補助率 1/２
上限50万円
※１事業場１台まで
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