令和1年度補正予算のものづくり補助金の中には、ビジネスモデル構築型というのがあります。
これは複数の中小企業に対して革新的な事業の支援を行った際に補助されるものです。
想定される支援としては、
A.中小企業のバックオフィス業務のDXを支援する新規事業
B.デザイン経営による中小企業の事業革新を支援するプログラム
C.ロボットや3Dプリンタを用いたビジネスモデル転換を試行
D.海外市場のニーズ調査等による事業開発を支援するプログラム
といったものになります。
第1次公募は終了し、2次は夏以降に公募されるとのことでしたが、調整で年末ぎりぎりになったようです。
1.1次と2次の違いは?
大きく違うのは2点です。
一つ目は、加点要素です。
連携する企業がパートナーシップ構築宣言を宣言し、ポータルサイトで公表することによって加点されることになりました。
二つ目は、補助率です。
1次では補助対象経費の全額補助(定額10/10)でしたが、2次では大企業の場合 1/2、それ以外の法人は2/3になりました。
つまり持ち出しが発生します。
補助上限額は1億円と変わりません。
事業期間は交付決定日から10か月以内です。
新たに事業を構築する場合、期間が短いため、できることとできないことの選別も重要になりそうです。
また、補助事業終了後1年で、支援先企業の80%以上が事業計画を実行できるプログラム内容であることが必要です。
2.1次公募の採用事例
では、1次公募で採用された事業内容を見てみましょう。
まず、申請数は356者で採択数18者と5%の採択率でした。
採択された企業は激戦を勝ち抜いたといってもいいでしょう。
それではいくつかの採択企業を見てみましょう。
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