令和2年第3次補正予算が可決されました。
ものづくり補助金やIT導入補助金、小規模事業者持続化補助金はこれまで、前年度の補正予算によって実現してきたものであり、今回も同様に決定しました。
令和1年の補正予算は3つの補助金の合計が3000億円でした。また、令和2年度第1次及び2次補正予算でコロナ対策のための特別枠が組み込まれ、手厚いものになりました。
令和2年度第3次補正では3つの補助金で2300億円となっています。
3つの補助金の合計額は、これまでだいたい年間1000億円規模でしたので、規模の大きさがわかると思います。
1.通常枠と低感染リスク型ビジネス枠が設けられます!
第3次補正では、通常枠と低感染リスク型ビジネス枠の2つの枠が設けられます。
(1)ものづくり補助金の場合
前年度海外展開を行うグローバル型と30者以上を支援する仕組みづくりを構築するビジネスモデル構築型がなくなり、通常枠の補助率が1/2(小規模事業者2/3)、低感染リスク型ビジネス枠の補助率は2/3、上限は1000万円となっています。
ものづくり補助金では、事業終了後4年以内の達成目標として、
・補助事業者全体の付加価値額が年率平均3%以上向上
・補助事業者全体の給与支給総額が1.5%以上向上
・付加価値額年率平均3%以上向上及び給与支給総額年率平均1.5%以上向上
目標を達成する事業者割合を65%以上にするとのことですが、付加価値額の向上年率及び給与支給総額年率は前年度との違いはないようです。
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