補助金申請では、事務局側で複数の職員や専門家の審査を経て採択の決定がなされます。
当然、審査に通りやすい書類とそうでない書類にはおのずと差が出てきます。
そこで今回は、申請書類のNGポイントについて前編・後編の2回に分けて解説します!
1.ヌケ・モレのある書類はNG
事務局が一番先にみるポイントはシンプルに「様式にきちんと合致しているか?」です。
例えば以下のようなミスが見られます。
・チェックボックスの未チェック
・記載項目の記述抜け
・社名が入ってない
・金額記載がない
・担当者連絡先が明記されていない
・交付申請なのに支給申請書が提出されている
・フォーマットを勝手に改変している
・必要な様式・別表が足りない
・似たような名称の全く別の補助金の申請書だった 等
書類の書き方について、必須項目を必ず記載するのはもちろん、必須以外の項目もできる限りキチンと埋めらている方が印象は良いです。
2.規格外の書類はNG
最近はWEB経由での申請が増えつつありますが、紙の書類で提出するものもまだまだあります。
紙の申請書はそのままでは扱いづらいため、事務局ではコピーやスキャンをしてから審査を進めます。
直接不採択の理由にはなりませんが、余計な手間がかかる書類は事務局側に「面倒だな」との感情を生じさせ、審査上いいことは一つもありません。
場合によっては必要以上に厳しくチェックされたり、処理が後回しになってしまう可能性も出てきます。
<事務局の手間になる書類>
・ステープラー(ホチキス)止めの書類
・「ふせん」「見出しシール」が貼ってある書類
・連絡担当者名が未記載で代わりに名刺が同封されている書類
・不要な資料が「念のため」大量に添付された分厚い書類
・A4申請書と異なるサイズの資料が混在している書類
不注意から上記のような書類を提出すること、特に「ふせん」に重要なことや追記事項を書き加えるのは避けましょう。
また、書類そのものではありませんが指定された提出方法は必ず守りましょう。
特に締切間際の場合、事務局指定以外の方法での提出トラブルのもとになります。
今回のまとめ
まずは誰でも気を付ければわかる形式的なポイントを挙げてみました。
全く難しいことはありませんので、できれば提出前に社内の複数の方々で一緒に見直しをするとよいでしょう。
次回はもう少し突っ込んだ表現でのポイントを解説します。
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