助成金・補助金の疑問や専門用語をわかりやすく解説するサービスを
開始致しました!
現在、今月2月に募集を開始したものづくり補助金について、シリーズ解説をおこなっております。
今回のものづくり補助金(4)
補助対象外事業について
上図の通り、ほぼすべての中小企業に門戸が開かれていると言えるものづくり補助金ですが、補助の対象外となってしまう事業も存在します。
上図の2、3、4について詳しく説明します。
2.主たる技術的課題の解決方法そのものを外注または委託する事業
技術的課題の解決方法そのものを、外注または委託し、自社が解決すべき問題点を他社に丸投げしてしまうのは、ものづくり補助金としてはNGです。
自社の問題は主体的に自社で解決しようと言う姿勢が求められます。
3.試作品等の製造・開発のすべてを他社に委託し、企画だけを行う事業
企画だけして、残りを全て他社に丸投げしているのも、もちろんNGです。アイデアだけ出して、プロデュースや監督・脚本を他人に全部任せているような映画を、自分のオリジナル作品と言い張るのは難しいですよね?
試作品等を製造・開発する場合、その工程すべてに何らかの形で関わっている姿勢が重要となります。
4.営業活動とみなされる原材料や商品の仕入れ等を行う事業(ただし、社内試作及びテスト販売用の場合は可能)
補助対象期間となるのは、あくまで新サービス構築や設備投資などを行う期間であり、既にそれらが完了しており販促や営業活動を行なう段階にある事業は、NGとなります。
本日は以上になります。
次回は中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン(Part.1)について解説します。
是非、ご活用下さい!
ものづくり補助金シリーズ(1) ものづくり補助金はどんな企業が対象なのですか?
ものづくり補助金シリーズ(2) ものづくり補助金の具体的な対象要件は何ですか?
ものづくり補助金シリーズ(3) ものづくり補助金の今年度の変更点について
☆「ものづくり補助金」セミナーのお知らせ(東京開催/全国配信)
3月3日(木)10(水)
https://www.navit-j.com/service/joseikin-now/seminar/index.html