助成金・補助金に関する疑問、新しく出た助成金/補助金をわかりやすく解説致します!

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今回のテーマ
機械装置、器具備品の違いとは?

補助金や助成金の事業計画の中で補助対象となるのが、機械装置であり、器具備品は対象外ということがあります。また、「経営力向上計画における固定資産税の軽減措置も機械装置は可能であるが、器具備品は対象になっていない」ということもありますので、注意が必要です。

決算期には、税法上固定資産を機械装置、器具備品に分類されて計上されていますので、それを見るとどのように分類されているのか目安となるでしょう。しかし、明確に区別することはなかなか難しいところです。

ちなみに国税庁のHPには以下の通り記載されています。

機械装置
https://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/34255/faq/34311/faq_34360.php

器具備品
https://www.keisan.nta.go.jp/survey/publish/34255/faq/34311/faq_34358.php

機械装置は複合的な設備からなり、それぞれが設備の一部として機能を果たしているものであり、器具備品は、それ自体で固有の機能を果たしており、独立して使用するものと定義されています。
ざっくり言うと、製造工程の一部の機械は機械装置であり、パソコンや持ち運びが可能なポータブルの単独機械などは器具備品に分類されるということになります。
そのため、機械装置は一般的に償却期間は長く、器具備品は中には長いものもありますが、一般的に短いと言えます。

補助金申請や経営力向上計画の承認を得る際には、注意してください。

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