英国のPension Creditは、公的年金年齢に達した低所得者の生活を支える所得関連給付です。2026/27年度のGuarantee Creditでは、単身なら週238ポンド、対象夫婦は合計週363.25ポンドを所得保障の基本水準として扱います。

原則イングランド、スコットランド、ウェールズで居住等の要件を満たす対象者向けです。一般の日本在住者は対象になりません。また238ポンドは全受給者に追加で支払う週額ではなく、所得を踏まえた補足給付の基準です。


助成金なうでは全国の給付金を検索できます。まずは無料会員に登録してお試しください!
助成金なうはこちら

制度概要

実施機関

英国Department for Work and Pensions(DWP)/Pension Service。

対象地域

イングランド・スコットランド・ウェールズ。北アイルランドでは別の行政サービスを通じて案内されます。

対象者

公的年金年齢に達し、世帯の所得や貯蓄を含めて判定される対象者。夫婦の場合は通常2人とも公的年金年齢に達していること等の条件があります。

支給額・補助額

基本保証額は単身週£238、夫婦合計週£363.25。年金、その他の所得、貯蓄の擬制収入を控除した不足分がGuarantee Creditとして支給されます。重度障害や介護等に伴う追加額の可能性もあります。

申請期間・利用期間

継続給付。年金受給開始年齢に達する4カ月前から申請可能で、要件を満たす場合、申請日前3カ月まで遡及できることがあります。

申請方法

オンライン、電話、郵送で申請できます。National Insurance番号、本人とパートナーの収入・貯蓄・投資、口座情報、遡及を希望する場合は当時の状況を示す情報が必要です。

主な条件

  • 公的年金年齢に達すること
  • 低所得と資産・他の年金収入等の審査
  • 貯蓄10,000ポンド以下なら原則その分は給付算定に影響しない
  • 10,000ポンド超の貯蓄は一定の擬制収入として考慮

注意点

「毎週52,000円が全員に追加支給」といった表現は誤りです。たとえば週£208相当の算定対象所得がある単身者なら、基本保証額£238との差額を中心に計算する仕組みです。実際の支給額は個別事情で異なります。

認定されるとほかの支援につながる場合も

Pension Creditを受けるとCouncil Tax ReductionやHousing Benefit、一定のNHS費用支援などほかの制度を利用できる可能性があります。ただし全制度で自動的に資格が生じるとは限らないため、個別の追加条件を確認してください。

この記事のポイント

  • 単身の基本所得保障は週£238
  • 夫婦合計の基本所得保障は週£363.25
  • 年金収入との差額を補足する制度
  • 申請は最大3カ月の遡及可能性

よくある質問

Q:週238ポンドを年金に上乗せしてもらえるのですか?

いいえ。238ポンドは単身の標準的な最低保障水準で、算定対象所得との差額を補足します。

Q:貯金があると自動的に対象外ですか?

一律に対象外とはなりません。£10,000以下の貯蓄は通常計算に影響せず、それを超える貯蓄は擬制収入が加算されます。

Q:電話で申請できますか?

英国政府はオンラインに加えてPension Credit claim line(0800 99 1234)での申請を案内しています。

公式情報