イタリアの「Assegno Unico e Universale per i figli a carico(AUU)」は、扶養する子どもがいる家庭を支える全国制度です。INPSは2026年の年間支給カレンダーを公表しており、元ニュースが扱う10月分については、継続受給中で内容変更のない案件は10月21・22日の支給予定とされています。

この制度はイタリアの居住・税・家族等の資格要件を満たす家庭向けです。日本在住者が日本の児童手当として利用できる制度ではありません。

€203.80は未成年1人の2026年基本額における最大水準で、全家庭への一律月額ではありません。ISEE、子どもの年齢、障害、きょうだい数、両親の就労等によって実額が変わり、加算が付く場合もあります。

制度概要

実施機関

Istituto Nazionale della Previdenza Sociale(INPS)。

対象地域

イタリア。法令上の居住・税・家族等の資格要件があります。

対象者

扶養する未成年の子どもがいる家庭が中心です。18~20歳でも、教育・職業訓練、一定の就労・求職、国民奉仕等の条件を満たす場合は対象になり得ます。障害のある扶養子については年齢上限なしで対象となる仕組みがあります。

支給額・補助額

2026年の未成年1人あたり基本額は、ISEEが€17,468.51以下なら最大€203.80/月、ISEEが€46,582.71以上または有効なISEEがない場合は最低€58.30/月です。その間はISEEに応じて段階的に変わります。

2026年10月5日の参考レート1EUR=約176.435円では、€58.30は約10,286円(約1.0万円相当)、€203.80は約35,957円(約3.6万円相当)です。正式額はユーロです。

申請期間・利用期間

AUUは継続制度です。すでに「accolta(承認済み)」の申請がある人は、2026年に原則として新しい申請を出し直す必要はありません。ただし、失効・取消・却下等の状態や家族状況の変更がある場合は対応が必要です。

申請方法

新規対象者はINPSのAUUサービスから申請します。既存受給者は継続扱いですが、ISEEを最新化しないと3月以降は原則最低額となります。2026年はDSUを6月30日までに提出した場合、一定の遡及調整が案内されています。

主な条件

金額はISEEだけでなく、子どもの年齢、障害、家族人数、母親の年齢、両親の就労などで加算があります。「月€203.80×子どもの人数」が全世帯の一律額ではありません。

注意点

10月21・22日のカレンダーは、主に継続中で金額等に変更のない給付向けです。新規申請の初回分や再計算・調整がある案件は、通常これと異なるタイミングになる場合があります。

10月支給日で特に注意したい点

  • 10月21・22日は継続・変更なし案件の予定
  • 新規申請の初回は原則、申請翌月末週など別スケジュール
  • ISEE未提出だと最低額が基本
  • 家族構成変更はINPSへ反映が必要

この記事のポイント

  • AUUは2026年も継続
  • 10月の継続案件は21・22日支給予定
  • 未成年1人の基本額は月€58.30~€203.80
  • 承認済み申請は原則再申請不要
  • ISEEと各種加算で実額が変わる

よくある質問

Q:全員が10月21日に受け取れますか?

いいえ。継続中で変更のない案件を中心とする予定日です。新規・再計算案件などは別日になる場合があります。

Q:未成年の子ども1人なら月€203.80ですか?

いいえ。€203.80は低ISEE帯の基本最大額です。所得指標等に応じて減額されます。

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