イタリア・ピサ市は、低所得世帯の電気・ガス料金負担を支える「BONUS Utenze luce e gas 2026」の申請受付を2026年9月3日に開始しました。対象世帯への基本額は1世帯300ユーロで、残余財源がある場合は最大400ユーロまで増額される可能性があります。

この制度はイタリア・ピサ市の対象世帯限定です。日本在住者が日本の電気・ガス料金に利用できる制度ではありません。また400ユーロは一律額ではなく、残余財源がある場合の上限です。

2026年9月3日時点の参考レート(1ユーロ=約182.03円)では300ユーロは約5.5万円、400ユーロは約7.3万円相当です。

制度概要

実施機関

Comune di Pisa(ピサ市)。2026年の予算は35万ユーロです。

対象地域

イタリア・トスカーナ州ピサ市。

対象者

ピサ市に居住し、有効なISEEが20,000ユーロ以下で、2026年1月1日~8月31日に発行された自宅の電気・ガス料金を支払っている世帯などが対象です。

申請者本人が契約名義人でなくても、その契約名義人と同一世帯に登録されている場合は対象になり得ます。EU域外国籍の場合は所定の在留許可要件もあります。

支給額・補助額

基本は1世帯300ユーロ。申請者への給付後に予算が残る場合、1世帯あたり最大400ユーロまで増額される可能性があります。給付は順位表に基づき予算が尽きるまで行われます。

申請期間・利用期間

2026年9月3日12:00~10月2日23:59。対象となる請求書は2026年1月1日~8月31日発行分で、支払い済みであることが必要です。

申請方法

ピサ市オンラインサービスから申請します。SPID等でアクセスし、ISEE、IBAN(口座振込を希望する場合)、対象期間の電気・ガス請求書と支払証明などを用意します。

主な条件

ピサ市居住、ISEE20,000ユーロ以下、対象期間の請求書を支払済みであることが中心です。ISEEに不備・相違がある場合は、法令上認められる説明資料が必要です。

注意点

申請者全員に400ユーロを支給する制度ではありません。基本300ユーロで、残余財源がある場合のみ最大400ユーロです。また予算35万ユーロの範囲で順位表に従って支給されます。

この記事のポイント

  • 基本額は1世帯300ユーロ
  • 残余財源があれば最大400ユーロ
  • ISEE20,000ユーロ以下
  • 2026年1~8月の支払済み電気・ガス料金が対象
  • 10月2日23:59までオンライン申請

よくある質問

Q:対象世帯は全員400ユーロですか?

いいえ。基本額は300ユーロで、予算が残った場合のみ最大400ユーロまで増額されます。

Q:未払いの電気代も補助対象ですか?

対象期間に発行され、支払い済みの請求書が要件です。

Q:申請には何が必要ですか?

SPID、ISEE、必要に応じIBAN、電気・ガス請求書と支払証明、非EU国籍の場合は対象在留許可などです。

Q:日本在住者でも申請できますか?

ピサ市の居住世帯向け制度のため、日本在住者が日本国内から利用する制度ではありません。

公式情報