助成金・補助金に関する疑問、新しく出た助成金/補助金をわかりやすく解説致します!

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今回のテーマ
内装系の助成金・補助金のご紹介(木材の導入編)

今回は事業所内の内装に関わる助成金・補助金、特に木材の導入に関するものをいくつかご紹介したいと思います。
近年は、若者の林業離れ、林業就業者の高齢化による林業の衰退が問題視されています。特に林業が主産業の地域では死活問題ですよね。
そこで、自治体によっては、林業を活性化する為に、人々の木材消費を促す施策を打っており、それに関連する助成金・補助金も多数出しています。

1.木製品を室内に導入しよう!(茨城県)
地元の木材を使用した市町村等施設の木造化・木質化(木造公共施設等整備事業)及び学校等に対する木製品導入(木製品導入支援事業)に係る経費に対して支援します。

⑴木造公共施設等整備事業(補助対象経費:平成30年度補助対象経費及び補助率等(予定)ほか参照)
補助金の上限:10,000千円/施設
補助率:
①自治体、自治体出資法人(森林湖沼環境税活用型):9/10
②「次世代林業基盤づくり交付金実施要綱」に定める事業主体(国補活用型):1.5/10

⑵木製品導入支援事業
補助金の上限:30千円/人、3,000千円/施設、事業費500千円/施設
補助率:7/10

※天板交換の補助金上限20,000千円/事業主体
※木造公共施設等整備事業の①及び木製品導入事業については、使用する地域材を「地元の木材」とする。

2.バイオマスを使って温まろう!(福島県)
森林の整備により発生する間伐材や木材加工残材などの木質バイオマス資源を活用した再生可能エネルギーの利用を推進し、地域での資源の循環づくりを進めるため、ペレットストーブや薪ストーブを購入・設置される方を対象に、購入・設置経費のうち5万円を補助します。

⑴補助額   
ペレットストーブ、薪ストーブ1台あたり5万円
(薪ストーブは、二次燃焼構造を有するものに限ります)
⑵補助台数  
100台(補助金は1名(1事業者)につき1台限りです)

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3.地元の木材を使ってリフォームしよう!(山口県山口市)
地元で生産された木材を使用し、住宅の新築・増築及びリフォームを行われる方へ建築費の一部を補助します。

⑴補助額
地元の木材使用量1㎥当たり2万円
     
⑵補助上限額 
新築・増築…30万円
リフォーム…5万円

4.地元の木材を使って施設を建てよう!(三重県津市)

⑴交付対象建築物
補助金の交付の対象となる建築物は、次の全てに該当することが必要です。
①主要部材に地元の産材を材積の60パーセント以上、または個人住宅にあっては12立方メートル以上、公共的施設にあっては20立方メートル以上使用していること。
②建築する個人住宅が店舗併用住宅の場合は、居住部分が延べ床面積の2分の1以上であること。
③津市内に事務所を有する建築事業者と請負契約を締結すること。
④在来軸組工法により建築される木造建築物であること。 補助金の交付決定後に着手し、当該年度内に棟上げまで完了する個人住宅または公共的施設であること。
※着手とは、基礎工事に入る時点をいいます。

⑵募集棟
個人住宅…6棟 公共的施設…1棟

⑶補助金額(1棟当たり)
個人住宅…30万円 公共的施設…50万円

「オフィス内をナチュラルな感じにしようかな」とか「バイオマス暖房でエコ活動したいな~」とかお思いの方は、是非一度上記の助成金を検討してみてはいかがでしょうか?

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