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最近では、地元に残るより上京を志す若者が多いように思います。

そういった傾向から、地方では生産年齢人口が急速に減少し東京一極集中が起こっています。

この要因の一つに、地方で育つ子どもが地元の魅力を知らないままに上京してしまうということがあります。

そういった中、鹿児島県では、郷土に誇りを持ち、心身ともにたくましい子どもを育成することを目的とした支援事業であるかごしま地域塾活動支援助成募集を行っています。

1.助成対象

市町村、校区青少年組織、校区公民館、NPO、企業、既存の青少年団体、社会教育関係団体、ボランティア団体等の青少年健全育成を目的とした団体等
ただし、地域塾活動を本来の目的としていない団体であっても、当該団体を母体として年間を通して、地域の誰でも参加できる地域塾活動を目的とした別団体等を組織して、現に地域塾活動を実施している団体は、応募できます。

「かごしま地域塾」の要件

  1. 次代に引き継ぐ理念・精神(目標。めあて、スローガン)等を設定していること
  2. 異年齢による精神鍛錬を行う場を設定していること
  3. 年間を通じた学習活動の場を設定していること
  4. 地域に根ざした特色のある活動を展開していること
  5. 将来的に自立、発展が可能な活動を行っていること

補助金交付団体の選定方法

  1. 原則として、過去に助成実績のない団体が優先されます。
  2. 補助金交付団体は、各地域振興局・支庁管内から2団体程度、県下全域で14団体程度を予定しています。

2.補助金額

補助率:1/2

補助額:10万円を上限とします。

3.期間

募集期間:令和4年3月25日(金)~令和4年4月28日(木)(当日消印有効)

助成期間:補助金の交付決定日(交付決定通知日)から令和5年3月31日までとします。
(※申込をされてから交付決定まで2か月程度かかります。)

4.対象となる経費

事業を実施するために直接必要となる経費
賃金、諸謝金、旅費、保険料、需用費、印刷製本費、役務費、通信運搬費、使用料及び借料
(※食糧費、事務所の借料・光熱費や事務局職員の人件費等、団体の経常的な管理運営経費は対象となりません。)

5.まとめ

地域の青少年育成は、将来的に貢献度の高い事業です。
今回の鹿児島県以外でも、こういった補助金・助成金が募集されている場合があります。
自社のノウハウを生かして地元の魅力を子どもたちに知ってほしいといった思いのある事業者様は是非探してみてください。